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NHKの大河ドラマ「西郷どん」第47話最終話”敬天愛人”のあらすじと感想。 [ドラマ]












西郷どん 大河



NHKの大河ドラマ「西郷どん」
原作は林真理子さん。

脚本は大ヒットドラマ「ドクターX外科医・大門未知子」
NHK連続テレビ小説「花子とアン」などの数々の話題作を
手がけた中園ミホさん。

語りは西田敏行さん。
1990年に大河ドラマ「翔ぶが如く」(司馬遼太郎原作)
で主演・西郷隆盛役を演じていらっしゃいます。
第39話から登場する愛加那との子供・菊次郎の40歳からを
ナレーションを担当している西田敏行さんが演じます。
脚本家の中園ミホさんと西田さんは「ドクターX」で
何シリーズもご一緒されています。





第1話の視聴率は15.4%
第2話も15.4%。
第3話は14.2%。
第4話は14.8%。
第5話は15.5%。
第6話は15.1%。
第7話は14.3%
第8話は14.2%
第9話は14.8%
第10話は14.4%
第11話は14.6%
第12話は14.1%
第13話は13.0%
第14話は11.9%
第15話は13.4%
第16話は11.1%
第17話は12.1%
第18話は14.4%
第19話は13.7%
第20話は12.2%
第21話は12.0%
第22話は13.4%
第23話は13.4%
第24話は12.2%
第25話は12.7%
第26話は12.2%
第27話は12.0%
第28話は11.1%
第29話は11.6%
第30話は10.3%
第31話は11.0%
第32話は10.4%
第33話は13.2%
第34話は11.9%
第35話は11.7%
第36話は11.0%
第37話は9.9%
第38話は9.8%
第39話は12.3%
第40話は11.7%
第41話は11.8%
第42話は11.3%。
第43話は11.6%
第44話は12.4%。
第45話は11.5%。
第46話は11.4%。
第47話は13.8%。
最終話は12.7%。





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「すべての民が幸せに暮らしてこそ日本国は強くなる」と信じ、
人を愛し、故郷を愛し、国を愛し、民を愛し…
”見返りを求めない愛”を与え続けた男は、
人は親しみを込めて、「西郷どん(セゴドン)」と呼んだ。




最終話”敬天愛人”のあらすじ。

西郷隆盛先生はどんな気持ちで
お亡くなりになられたのでしょうと
京都市長になった菊次郎に聞くところから
最終話は始まりました。


隆盛も大久保も亡くなると分かっている
最終話でしたがどういった終わり方をするのか
興味がありました。

明治10年(1877年)8月17日。
延岡で菊次郎を熊吉に託し
西郷は残った兵士と共に包囲網を突破し、
歩いた距離は450キロ。
薩摩の城山に到達する。
西郷軍は薩摩で溌溂と戦いました。
だが反撃もここまで圧倒的な政府軍に
押され山の中へ西郷軍。





一方、大久保が内国勧業博覧会の準備にまい進していた。



そのころ、従道は、片足を失い政府軍に
投降した菊次郎を西郷家に連れて帰る。
吉之助の妹・琴は従道に戦を止めてくれというが
従道は止められんと。
吉之助の息子・寅太郎は
父上は死んでしまわれるのですか?
殺さないで下さいと従道に頼むが。




城山に立てこもって20日あまり。
西郷軍は372人。









密偵を薩摩に私学校に送らなかったら
この薩摩軍と政府軍との戦いはなかったと思うのです。
そして政府に物申そうと西郷が私学校の者たちと
江戸に向けて立たなかったら…
政府に立ち向かってきた大久保に伝えた川路利良。
話し合いに行こうとしただけなのに。
司馬遼太郎さんも「翔ぶが如く」6巻の‘’密偵‘’で
大警視川路利良の密偵政治が、明治初年の歴史を陰惨な
ものにしたことは、どういう弁護材料があってもおおいきれない
と書かれてありました。
私もそう思っています。
多くの人の血が流れなかったことは確かであったろうと。









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政府軍総攻撃の前日、東京の大久保から電信。
夕刻5時までに降伏すれば
西郷の命を助けると指令を出すが、西郷は拒否。
世界に負けん日本国を作ってくれという吉之助の
言葉を思い出す一蔵。
ニコッと笑って吉之助は
あまかとはおはんじゃ、一蔵どん。
自分で自分の首をしめることになる。
情けは受けれない。

いきてくれやんせと半次郎(桐野)
一同が西郷にいきてくれと、先生だけは。
ありがとない。
じゃっどん、ここは死なせてくれい。
戦をなくすためにも。
日本国中の士族たちのためにも。
新しい日本が生まれるんじゃ。
吉之助がお前たちだけを死なすわけがないと新八。




内国勧業博覧会の日。
14000点を集めていた。
鹿児島だけが参加していないのは何故かと聞かれ
戦をやっているので、しかし戦はもうなくなります。
大久保の演説前に鹿児島から電信を受け取る大久保。
涙をこらえながら演説をする大久保。

殖産興業の力を示しています。
日本国の礎となる品々です。
侍によって作られてきた日本は今、
変わろうとしている。


死ぬというのに笑いが止まらんと半次郎。
若い者たちにはましな死に場所を与えたかったのう。
桜島を見ながら死ねる。
新八にどうしてその上着を脱がないのかと。
臭くても脱がん。
女子の想いがこもっているので…
新八の上着には外国の女性の写真が貼ってあった。



吉之助は斉彬の言葉を思い出していた。
武士がそっくり返る時代は終わるんだ。
殿の言われた時代が来ました。
明治10年9月24日。明け4時。
その時が来ました。
侍の最後を務めるんだ。
政府軍総攻撃。
大砲の音。
行っど!チェスト気張れ!



糸の所にも、久光、海江田のところにも
砲撃音が鳴り響いていた。
久武も撃たれ、半次郎も川路に撃たれる。
撃たれた新八は自害。





糸の元に吉之助が大事にしていた犬・
ツン、ゴジャが帰ってくる。



戦は終わった。
吉之助さぁ~吉之助さぁ~!
満寿の手を握り嗚咽する大久保。




父は天を敬い、人を愛しました。
多くの人から愛されたのだと思います。
京都市長になった菊次郎が話す。




絵を描いていた慶喜の所にも
吉之助の死が知らされる。
ふきは「立派なお侍さんです」と。
幼き頃に売られていく自分を体を張って
助けてくれようと吉之助。
その時にも「立派なお侍さんです」と。
なんで逃げなかったんだ。牛男。
俺みたいに…と慶喜。



日本の空に近づいた火星を西郷星といって
日本国中の人々は西郷を悼みました。



大島の愛加那も、勝海舟も…


糸は吉之助との最後の別れの時、
子供らに糸から伝えて欲しいと吉之助は頼んでいた。
おかしいことはおかしいと言えるようになる。
おはんらに託されている。
逆賊西郷、恥じることはありません。
西郷星を人々が見上げて崇められていると話すと
吉之助は低いところにいてあちこち
走り回っていた。
心があつくふっとかお人でしたと。





明治11年5月14日。
「天誅」
人力車で紀尾井坂に通りかかった時
大久保は襲われる。
主犯は石川県士族島田一郎。

おいはまだ死ねんど。
やらねばいかんことがある。
まだまだ…。
一筋の涙。
吉之助から渡された"cangoxina”(ポルトガル語鹿児島)
と書かれた紙を持ったまま…。
一蔵が亡くなる時、吉之助と一緒に
歩んできた場面をながれました。
私は一蔵と江戸を向けて薩摩を出る時のシーンが
好きでした。
忘れもんしてきた。おはんじゃ。
大久保正助ち、忘れてきたと吉之助。
いっど!いっど!と言って
二人で意気揚々と江戸へ向かうところ。




「西郷どん」の第1話で上野に
西郷隆盛の銅像が建てられた時、
糸が「うちの人じゃなか」と言ってたのは
何だったのでしょう。
第1話につなげて欲しかったですね。
あなたが西郷隆盛じゃなかったらと
隆盛との別れの時に糸が言った事と
関係があるのでしょうか?





吉之助も一蔵も素晴らしいかったですね。
西郷隆盛は別府晋介に介錯を頼んでいたと
司馬遼太郎さんの「翔ぶが如く」ではありましたが、
原作・林真璃子さん、脚本・中園ミホさんの
女性陣ならでは大河ドラマになったのではないかと。



西郷どんの目線:
解散宣言をした西郷軍は、政府軍の手を逃れて鹿児島へ。
敗走に次ぐ敗走。
そんなさなかに、「降伏すれば西郷の命を助ける」という
一蔵どんからの文がやって来て…。
そこで初めて、西郷さんは自分の意志をみんなに伝えます。

「おいの体はおはんらに預けたで」と言った
理由は何だったのか?
ずっと誰にも明かしていなかった「本当の目的」を
初めて吐露するのです。



そこにこそ、西郷さんという人間の格好良さが
集約されていると僕は感じています。
そして、ついに迎えることになる、西郷隆盛の最期の瞬間。



ここまで西郷さんとして生きてきましたが、
不思議なことに死の恐怖は全くなく、
清々しい思いでした。
それは恐らく、「生」を全うしたからではないかと思います。
僕が生き切った「西郷隆盛」の人生、
ぜひ最後まで見届けて頂きたいです。






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