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6月30日金曜ロードショー・映画「藁の楯 」のあらすじと感想。清丸(藤原竜也)は守る価値があるのか!?警護の5人の中で清丸を一番殺したかったのはこの俺だ(銘苅・大沢たかお) [映画]














藁の楯 あらすじ

映画「藁の楯」のあらすじ。
2013年に公開された映画「藁の楯」の原作は
2004年木内一裕さんが書いた警察小説。
「ビー・バップ・ハイスクール」で
知られる漫画家・きうちかずひろさんが
本名の木内一裕名義で発表し、
小説家デビューを果たした。




三池嵩史監督により、アクション・スリラー映画
として2013年に映画化。
2013年4月26日全国似て公開。
日本テレビ放送網開局60周年記念作品。
第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に
正式出品された。
脚本は林民夫さん。



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凄い迫力のある映画ならではのスケールでしたね。
パトカーの数、エキストラの数、圧巻でした。
「SP」や「クライシス」のような派手なアクションは
あまりなかったのですが…

護衛の中の5人の中の誰が内通者なのか?
疑心暗鬼の中、清丸の移送は続けられる。





「この男を殺して下さい。名前・清丸国秀(藤原竜也)。
お礼として10億円をお支払いします」という
衝撃的な広告が全国の主要な新聞に
一斉に掲載された。
掲載主は元・経済連会長である
経済界の大物・蜷川隆興(山崎勉)で、
自分の愛しい孫娘を殺した清丸の首に
懸賞金をかけたのだ。










条件は
「一、清丸国秀に対する殺人もしくは
傷害致死で有罪を受けた者。複数可」
「二、国家の許可を持って清丸国秀を殺害した者」















福岡で潜伏していた清丸は匿って貰っていた
人物に殺されそうになり、恐れをなして警察に出頭した。
拘留先でも警官(母親が病気)に殺されかけ、
警察病院でもKCL(カリウム)を
清丸に注射しようとした看護師(夫がリストラ)。
懸賞金狙いで次々と清丸を狙う者が現れる。

懸賞金を残された家族のために
少しでも残したいと思って行動。






警視庁の上層部は、福岡⇔東京の清丸移送に
厳重な警護(SP)をつける。














清丸の身柄を48時間以内に東京に護送すべく、
警視庁警護課第4係の銘苅一基警部補(大沢たかお)と、
同じく第3係の女性SPの白岩篤子(松嶋菜々子)が選ばれた。















また、警視庁捜査一課の刑事である
奥村武井警備補(岸谷五朗)と神箸正樹巡査部長(永山絢斗)も
同行し福岡を発った。
飛行機での移送としていたが、飛行機の整備士が
手を加えたらしい。
急きょ、移送方法を変える。














福岡県警の護送メンバーである
関谷賢示巡査部長(伊武雅刀)と合流し、
清丸本人と対面、護送が始まる。
150人もの機動隊もつけられるが、
逆に彼らをも敵にまわす可能性のある懸賞額だった。
ニトログリセリンを載せたトラックが高速道路を
逆走、パトカーをなぎ倒して清丸が乗っているだろう
車を目指して追いかけてくる。
残虐非道の殺人犯・清丸の為に何人の被害者が
出るのだろう?



清丸への憎悪と懸賞金に目が
くらんだ一般市民だけでなく、警察官・
機動隊員までもが清丸をつけ狙う。
護送車に乗り込んできた警官に
撃たれた銘苅。防弾チョッキの
数ミリ違っていたらと救急隊員に言われる。


護送車から救急車に乗り移り、
新幹線に乗ることに。
しかし、清丸サイトには新幹線に
自分たちが乗っていることが記され…。
車掌と5人しか知らないのに…。内通者?
ここで一番若い神箸が銃弾に倒れる。


乗客に紛れて新幹線を降りようとするが…
ナイフを持った男(中小企業の社長、
多額の借金と母親の介護)
が近くに居た女の子を
人質に清丸を渡せと関谷に迫る。
説得するのに自信のあった関谷だったが…
結局、女の子を救うために男性を撃ってしまう。
銘苅、白岩、奥村の3人で警護をしなくては
いけなくなった。






歩き始めるが、もう歩けないと
子どものように駄々をこねる清丸。
普通乗用車が通りかかり…。
その運転手は清丸の最初の犠牲者・
8年前の被害者・西野めぐみの父だった。
西野を殺人犯にはしなかったが…。




奥村と白岩と銘苅。
この中に内通者がいる。
発信器を出せと白岩と銘苅が
同時に銃を向け奥村に。
しかし、出てこなかった。
が、銘苅は見逃さない。
奥村の左手首を掴み、
「マイクロチップか!?」
埋め込まれていたのだ。


白岩の銘苅が二人でだけで
護送することに。





西野の車もバレてしまい
車を捨て歩いていると、女性ドライバーの
タクシーから声をかけられる。
護送されているのは知っているらしいが、
ただ一人、由里千賀子だけは本当の
協力者だった。
この映画の中で一つだけ救われたこと。
タクシーを借りて検問を突破していく。
トランクに清丸を入れて。
運転手は白岩。
客は銘苅。
タクシーには由里千香子と大きく書いてある。


タクシーのラジオから
清丸の母・妙子が自殺したと。
遺書には「もう悪いことはせんといて下さい。
お頼み申し上げます」
聴いた清丸は泣き始めるが…。
ウソ泣きではないか?と思いましたね。
もう人間の心など残ってはいない。







清丸と誤認され殺された人間が全国で10人を超え、
蜷川はついに懸賞金による復讐を断念する。
銘苅は警視庁まであと一歩のところまでたどり着いた。


蜷川と銘苅が電話している間に
白岩は清丸に撃たれてしまう。
「油断しました。死ねないのです。
3年生の子を一人残して…。
キャッチボールの約束を…」

銘苅は清丸を殴りつける。
「オマエのことを命がけで守ろうと
したんだぞ」
「だって、この人おばさん臭いんだもん。
殺せば?奥さんがっかりするだろうな?
守るのがあなたの仕事でしょと言ったんでしょ?」
「妻はそんなこと言ってない。一言も言ってない。
妻は意識不明だった。そう信じなきゃ俺は生きてることが
できなかった。お腹の中に女の子が居たんだ」
「仕事が無ければ妻を殺した運転手を殺してた。
仕事じゃなければ真っ先にお前を殺していた。
5人の中で一番に殺したかったのはこの俺だ!」




無事?清丸を警視庁まで銘苅一人で護送。
そこへ蜷川が杖をついて近づいてくる。
お孫さんの事はお悔やみ申し上げます。
大切な人を失った人の気持ちは少し分かるつもりです。
「蜷川さん、お孫さんはこんなことを
望んでいますか?死んだ人間の声に耳を傾けて下さい。
ちかちゃんは、殺してくれと言っていますか?」
「死んだ人間はしゃべることができない。
死んだら終わりだ。あの子が死んでこの男が
生きている、そんなこと、許せない」


移送チームのやったことが無駄になる。
命をかけた神箸、白岩に申し訳が立たない。




蜷川は刀で清丸を…。取り押さえられ…。
しかし刀は清丸の近くに。
誰も蜷川が清丸をやろうとした刀を
取り上げようとしない。
何でだろうと思っていた矢先、
清丸が刀を拾い斬りかかって来る。蜷川を庇い
銘苅が刺される。
その時に清丸は「すげぇ~」と一言。
ムカついた。



警察官、刑事があれほどいて、
清丸を一人残していること自体
おかしい。だったら
銘苅は刺されることはなかった。
スッキリしない映画だった。

そんなに幼児連続殺人しておいて
普通に出所してくる自体、どうなんだろうかと思う。
銘苅の妻を殺した運転手も
一度事故を起こしていて交通刑務所に入り、
又無免許で飲酒運転を起こした。
その人間の奥底までは見えないにしても
やはり慎重な判決はして頂きたい。





先日まで湊かなえさんの「リバース」に
ダサい深瀬くんで出演されていた
藤原竜也さんが殺人犯。
西野めぐみという少女を殺害した罪で服役。
その仮出所から数か月後、
蜷川知香を世田谷の用水路で
暴行の末に殺害するという殺人犯の役。
演技がうまいとしかいいようがない。
「るろうに剣心」に志々雄を演じた時の
藤原竜也さんを思い出した。
演技力はかいますが元々好きな俳優さんではない。





とんでもない悪党でしたね。
なぜ、幼気な幼子を何人も惨殺して清丸は
出所できるのか?
再犯の恐れはないと判断されたのか?
結局最後は死刑宣告受けましたが…。
というかあれは白岩を撃ち殺し、
銘苅を刺したことに対して?



最後のシーンは白岩の一人息子と銘苅が
親子のようにしていたこと。
家族を失った者同志というか
銘苅さんならきっと良いお父さんになるでしょう。
銘苅役の大沢たかおさんは好きな俳優さんです。
「JIN~仁」好きなドラマでした。




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