連続テレビ小説朝ドラ100作目｢なつぞら｣第11話のあらすじと感想。天陽を助けて下さいと泰樹に頼むなつ。 [ドラマ]
なつぞら あらすじ
連続テレビ小説朝ドラ100作目
｢なつぞら｣
第2週”なつよ、夢の扉を開け”に入ります。
第11話のあらすじ。
なつよ、さあ～始まる
なつが通う小学校で漫画映画の上映が行われることに。
スクリーンに映し出されるアメリカの
カラーアニメーション映画
”ポパイとアリ・ババと40人の盗賊”に引き込まれ、
上映が終わってもなかなか立ち上がれないなつ。
上映後、同級生で絵が上手な天陽に
興奮気味に感想を伝える。
あっ!?郵便屋さん!
柴田牧場の。
天陽の友達だったんだ。
郵便配達の山田正治(戸次重幸)と妻のタミ(小林綾子)がいた。
天陽と仲良くしてくれてありがとうとタミ。
アメリカの映画は進んでるな。
ディズニーっていう漫画映画もあるって
兄ちゃんが話していた。
それはすごいらしいよ。
恐ろしい爆弾も作るしこんな映画も
作るんだからなと山田。
剛男や富士子も山田夫婦と挨拶を交わす。
山田タミ役の小林綾子さんは
NHK連続テレビ小説(1983年度)｢おしん｣に
出演して以来36年ぶり。
これで朝ドラヒロインは4人目となります。
これからも続々と歴代の朝ドラヒロインが
登場します。
家に絵の具があるから
今度遊びに来ないかと誘われる。
学校帰りに天陽の家に行きました。
天陽くんの家は本当に小さな家でした。
天陽の兄の絵が飾られていた。
スゴイ!
中学の美術部に入っているんだ。
僕の絵はこっち。
馬の絵が黒で描かれてあった。
赤や黄色より黒の絵の具は安いんだって。
兄ちゃんはあまり黒を使わないんだ。
使って良いよ。
今日は良いよ。
貧しくてびっくりしただろ?
私なんてずっと家が無かったんだから。
沢の水を飲むなつ。
美味しい!
畑がうまくいかないんだ。
耕しても耕してうまくいかないんだ。
土が悪いって父さんも耕さなくなった。
で、父さんはなんとか郵便局へ、母さんは近くの畑を
手伝いを手伝って食べ物を貰ってくるんだ。
それも今年の秋くらいまでかも知れない。
ここを離れるんだ。
東京に戻るの?
分からない。
だけどここにはいられない。
作物が育たなければ捨てるしかないよ
こんな土地。
せめてあの馬さえ生きていてくれたら。
農家にとって馬の力は必要なんだ。
天陽くんは畑がやりたいの。
ここが好きなんだ。
荒れた土地に鍬を入れながら泣く天陽。
拓北農兵隊。
空襲でやられた人達に政府が
北海道で開拓するようすすめたんだ。
と悠吉らが話す。
開拓した後で後からやってきた
開拓団の人達が開拓するようなところはもうない。
なつは泰樹に頼みます。
お願いがあります。
天陽くんを助けて下さい。
もう諦めているだろ?
土に勝ちたいと天陽くんが言っていたと
話し、助けてあげてくださいと。
無理だ。
見てない癖に。
嘘つき!
おじいさんは自分の力で働いていたら
いつか必ず誰かが助けるもんだって言ったじゃない?
天陽くんは頑張っているの。
一人で頑張っているの。
天陽くんは誰が助けてくれるの?
と泰樹に訴えるなつ。
剛男はなつをとめる。
今日も泣かせましたね。
素晴らしい演技。
剛男は富士子と夕見子に
なっちゃんが天陽くんを助けてくれと
お父さんに泣いて頼んでいた。
あの子は天陽くんが好きなんだよと夕見子。
まだなっちゃんは子供だよ。
そう思っているのはお父さんだけと富士子。
あの子の怒りはそんな単純なもの
ではなかったような気がする
天陽くんを助けたいとなつが
優しいと富士子らに剛男が話していると
あの子の怒りはあの子にしか分からん。
ごちゃごちゃいうなと泰樹が剛男に言う。
言ってるのはお父さんでしょ?
何!?
いや…。
自分がなぜあんなに怒ったのか
なつには分かりませんでした。
なつよ、それはお前が今、
少なからず幸せだからだ!
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