テレビ朝日スペシャルドラマ3月二夜連続放送。｢大女優殺人事件∼鏡は横にひび割れて」沢村一樹さん主演。あらすじと感想。 [ドラマ]
テレビ朝日 ドラマ
テレビ朝日スペシャルドラマ。
2018年3月二夜連続放送。
世界№1の”ミステリーの女王”アガサ・クリスティの名作。
天海祐希さん”アガサ作品初挑戦!探偵に!”
沢村一樹さん”あの、相国寺警部が帰ってくる”
ふたりが解き明かす事件の真相とは…?
2017年3月に日本初映像化された
｢そして誰もいなくなった」あれから1年、
再びアガサ・クリスティの名作、
2作品がこの春、テレビ朝日にて二夜連続で放送される。
あらすじはテレビ朝日から。
ニ夜目は
「大女優殺人事件?鏡は横にひび割れて…」。
本作の題名は、アルフレッド・テニスンの詩
「シャーロット姫」を由来としている。
主演に沢村一樹さんを迎え、
「そして誰もいなくなった」(2017年3月仲間由紀恵さん主演）にも
登場した切れ者の警部が謎多き連続殺人事件に挑む。
有名女優のパーティーで起きた殺人事件。
｢そして誰もいなくなった｣の名刑事コンビが、再び謎に挑む。
あの名警部・相国寺竜也が帰ってくる。
沢村一樹さんが再びアガサクリスティの世界へ…
大女優が開いた豪華絢爛はパーティーで
ひとりの女性が殺される。
しかし容疑者だらけで捜査は難航…
警視庁きっての変わり者警部が最大の謎に挑む!
｢○○して頂戴｣というセリフが
なぜか沢村一樹さんに似合ってないような気がして…。
映画界の大物女優・綵まど香(黒木瞳)が
13年ぶりにスクリーン復帰を飾る映画｢鹿鳴館の華｣―
まど香の夫でもある監督・海堂粲(古谷一行)が
メガホンをとった同作品が、マスコミ大注目の中、
華々しくクランクインする。
まど香とは因縁の仲の映画女優
朝風沙霧(財前直見）は”神の館”で開かれてパーティーに
派手なブラスバンドを伴って現れる。
女優朝風沙霧が所属するプロダクションの社長・段原平臣(津川雅彦）も一緒に。
昔の芸能ニュースとなった
沙霧とまど香の
売れっ子スター三条清彦争奪戦。
まど香が撮影の間の滞在の為だけに購入したと
いう屋敷で開かれたパーティーの最中、
その屋敷の前持ち主・神ノ小路凛(平岩紙)が死亡。
バイエチールという毒が検出。
アメリカではカルモールという名の鎮痛剤。
劇薬が含まれる鎮痛剤だという。
まど香が一日2錠飲んでいると海堂が証言。
その8倍の16錠分の量をダイキリに
混ぜるという周到な殺害方法から、
警視庁捜査一課・特別捜査係の警部・
相国寺竜也(沢村一樹)は｢明らかな計画殺人｣と位置付ける。
さらに聞き込みの結果、そのダイキリは凛が
飲んでいたものではなく、まど香のものだったことが判明。
相国寺と一緒に仕事をする刑事。
多々良伴平(荒川良々)
警視庁捜査一課・特別捜査係の刑事。
八丈島東署時代に、相国寺とコンビを
組んで事件を解決。
その縁で警視庁捜査一課に転属してくる。
岬笛子(水沢エレナ）
警視庁捜査一課・特別捜査係の刑事。
通称・ピー子。
軽鴨兵庫(八嶋智人）
調布南署捜査課の警部。
”神の館”で起きた殺人事件の担当になる。
狙われたのは実はまど香だったのか、と思った矢先、
そのダイキリを作ったのは夫の海堂だったことが分かる。
パーティ会場で招待客たちが撮っていた写真、
谷口カメラマンが撮った写真などを
片っ端から集め、証言と照らし合わせながら
現場の状況を確認していく相国寺。
谷口小雨(川口春奈）報道カメラマン。
映画界にカムバックを果たしたまど香に
強い関心を抱き、写真集を出すため密着取材をしている。
その中で彼が気に留めるのは、まど香が階段の踊り場に
目を向けた時に”何かに驚いたような表情”を
していたということだった。
まど香は何を見て驚いたのか――
この時カメラマンの小雨は幼い頃に
読み聞かせてくれたテニスンの
｢シャーロット姫」の鏡は横にひび割れてと
いう一節を話し、まど香はそういう顔をしていたと話す。
それを聞こうと彼女を訪ねた相国寺は、
そこでまど香がこの数日で3通の脅迫状を
受け取っていたと脅迫状を相国寺に見せる。
1通目は3月5日
2通目は次の日、台所の勝手口
3通目は事件はあった日、3階のベランダに
あったと相国寺に話す。
まど香は白いバラが好き。
花言葉は尊敬、誠実、真心。
脅迫状のことは夫である海堂には言わないでくれ、と懇願される相国寺。
状況的に海堂の怪しさが増していく中、
まど香の元に｢キサマが自分のグラスに薬を入れるのを見たぞ｣と
いう妙な電話が…。
電話の後にくしゃみをしていたことから
海堂の秘書・朱田〆子(西尾まり)ではないか?
アレルギー持ちだった〆子。
さらに、まど香が飲もうとしたコーヒーにヒ素が
混入されるという事態も起こる。
間一髪、ヒ素入りのコーヒーを飲まずに済んだまど香だったが、
その直後、海堂の秘書・朱田〆子(西尾まり)が
アレルギー用の吸入器に混入したヒ素で殺害されてしまう。
その後も、相国寺たちの捜査により、かつてまど香が、
ライバル女優の朝風沙霧(財前直見）と、
一人の男性をめぐって争った過去があることが明らかに。
次々と衝撃的な事実が判明していく中、
ついに3人目の犠牲者が出る。
執事の院殿(長谷川朝晴)が
屋敷内で転落死。
院殿は500万円の現金を定期預金にしていた。
誰かをゆすっていたのではないか?
犯人を強請っていた?
海堂監督付きの撮影所制作進行係松田松虫(磯村勇斗)に
凛とまど香がどんな話をしていたかを聞く相国寺。
まど香の大ファンで、ジキ熱だったのに
それをおしてまど香のリサイタルに行き、
直接お会いできてサインを
貰えて嬉しかった事を話していたと。
その事を凛のブログで知ったまど香は
凛から本当のことかと確認する為に
凛の屋敷を買い凛をパーティーに招待した。
ジキ熱という言葉を聞いた時、
踊り場に飾られた母子の絵。
そしてそこでカメラを構えようとしていた小雨を見て
養子として暫くまど香がみていた小雨だと思い出した。
そして凛のブログに書かれてあったジキ熱のこと。
ジキ熱に感染し自分のお腹の赤ちゃんが死産したことを
確信した。
まど香は凛にわざとぶつかり新しいダイキリに
目薬容器に入れていた毒物を入れ
凛に渡した。
目薬容器は植木鉢から見つかる。
犯人はまど香。
子どもが欲しかったまど香は養子を3人
施設から貰ってきている。
自分が妊娠したと分かった時、
ある雪の日、弁護士が現れその3人共、
金持ちに引き取られて行った。
まど香の本名は野中恵子。
戸籍謄本を取り寄せて松田、谷口に聞く相国寺。
3人の養子は
施設から引き取られた時松虫が鳴いていたから松虫。
小雨が降っていたから小雨。
すごく良い天気だったから花景日向。(ニュースキャスター）
まど香から預かった脅迫状を
同じ切り抜きを使って相国寺は同じ脅迫状を作る。
事件前日3月5日1通。
当日の朝2通目。
当日の夜3通目。
この新聞の日付は3月7日事件の翌日に
脅迫状を作った
第1の殺人。凛が感染したジキ熱で自分の子どもを亡くしたから。
第2の殺人。植木鉢に捨てるのを見られた。
脅迫電話は〆子だと確信したまど香が〆子の吸入器に混入。
第3の殺人。
執事の院殿から新聞の切り抜きのことで
脅迫されたから。
斬り抜いた新聞をまど香が焼却していたのを見つけた院殿。
ジキ熱というのは風疹。
別に風疹で良いと思うんですが…。
せっかく授かった命をジキ熱で
失ったからって凛を殺さなくても…。
それに自分が身ごもったからって
3人も施設から預かっていた子をまたよそに
引き取って貰うって…。
子どもを何だと思っているんだろう。
自分が施設で育ったのなら尚更だと思うのだが…。
ホットココアを置いていく海堂。
まど香はウェディングドレスを着て
ベッドで自殺していた。
白いバラに囲まれて…。
なんだそういう結末なんだという感じ。
ニコッともしない沢村さんも良かったのかな?
私は深く刻まれるえくぼが好きですけど…。
｢ひよっこ」でみね子と結婚することになったひで役の
磯村勇斗さんが出演されるたびに太田裕美さんの「恋のうた」が
私の心の中に流れてきました。
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