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「浅見光彦シリーズ53∼浅見光彦殺人事件」中村俊介さん演じる浅見光彦、最後の作品。あらすじと感想。 [ドラマ]










浅見光彦 中村俊介




フジテレビ系3月29日20時から
ミステリードラマSP
「浅見光彦シリーズ53∼浅見光彦殺人事件」放送。
浅見光彦、死す!
中村俊介さん演じる浅見光彦、最後の作品。


今作では、本シリーズで光彦の母・幸江を
演じてきた野際陽子さんの実の娘である
真瀬樹里さんがヒロイン・詩織の伯母役として出演。
しかし番組収録をまじかに控えた昨年2017年6月に野際が死去。
過去の出演映像の編集による、
野際さんの浅見雪江としての最後の出演となった。
本当に過去の出演映像でしたね。
もう少し最近のはなかったのでしょうかね。

映像の中だけとはいえ、
野際さん・真瀬さんの親子共演の作品であり、
中村俊介さんが演じる浅見光彦としての
最後の作品ともなるミステリードラマSP
「浅見光彦シリーズ53 浅見光彦殺人事件」


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ルポライターの浅見光彦が難事件を解決する
浅見光彦シリーズ第53弾は「浅見光彦殺人事件」。
原作ファンの中では映像化は難しいともうわさされる作品に、
シリーズ第15弾「金沢殺人事件」から39作品・
全40本(内田康夫作家30周年記念として2011年5月に、
シリーズ第40弾「棄霊島」が2夜連続の前後半2本で放送)で
浅見光彦を演じてきた中村俊介さんが最後の主演で挑む。
中村俊介さんの浅見光彦は2003年からですから15年、
次に長いのが沢村一樹さんで12年。
中村俊介さんが一番長い期間、浅見光彦を演じられてきた。


中村俊介さんが最後の出演と発表されて直ぐ、
原作者の内田康夫さんが3月13日に逝去されました。
2015年に軽度の脳梗塞が見つかり入院。
毎日新聞で連載していたシリーズの
114作目となる浅見光彦シリーズ作「弧道」は2015年8月12日に終了。
2017年3月、以前のような執筆活動が
難しくなったという理由により、
作家活動を休止(休筆宣言)。
物語については一般から広く募集をかけ、
最優秀作が出た場合は、
その作品を「完結編」として刊行するとした。
作品の中にご夫婦で出演されたり
どこでどんな形でというのを想像し
楽しみにしていたのですが残念です。
今回は内田康夫役で伊東四朗さんが出演。



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あらすじはフジテレビのオフィシャルサイトから。

ヒロイン・寺沢詩織(上原多香子)の
母・美咲(山下容莉枝)が病床の末、
いまわの際に言い残した
「思い出のトランプの本を守って」という言葉。
夫、娘に言った言葉ではなかった。
その時に臨終に立ち会った美咲の親友で
詩織の伯母・雅子(真瀬樹里)に頼んだことだった。

「思い出のトランプの本」に挟まれた写真。














広島の出張先で「思い出のトランプの本」の
謎が解けたと電話してきた後、
非業の死を遂げた詩織の父・大輔(遠山俊也)。
美咲が留守の間に母の書斎が荒らされていた。
「思い出のトランプの本」を盗みに来たのか?
警察は江田島紡績との合併を強引に進めていた
大輔が反対派の誰かに恨みを買って殺されたのでは?と。
反対運動をしていた奥田一郎という男性が
殺され、その報復で殺されたのではないかという。
しかし、人を疑うことをしない人の良い優しい
大輔がそんなことをするはずがないという美咲。
上司である添島、部下だった野木、安田に
父のことを聞く美咲だったが…。
添島(田中健)は社長に。野木も安田も昇進していた。





そして詩織の元恋人で父の部下だった野木までもが
九州・柳川で「思い出のトランプの本」の
謎を解くカギを見つけたと詩織に
手紙を出した後に殺される。




柳川は一度行ったことがあり、川下りをしました。
素敵な街でしたね。
ちょうど3月でお雛様の吊るし飾りが
駅に飾っていました。
北原白秋記念館に行きたかったですね。





いったい「思い出のトランプの本」に
隠された秘密とは何なのか?
その本に挟まれた一枚の写真だった。


詩織と浅見光彦が九州・柳川に
その謎を追うミステリー。
北原白秋記念館で思い出のトランプの本を
見つける詩織と浅見。
そこで復刻本を売っていた。





そして今回、数々の難事件を解決してきた
浅見光彦が死ぬ。
衝撃のシーンが!
途中で光彦ではないと思いましたね。
美咲とキスをした時に。
今までにそういったシーンは一度もなかったから。

添島に刺された時、光彦ではないと分かりましたね。
一粒の真珠が入った瓶を美咲に渡し、
逃げろ、早く逃げろと美咲を逃す。

それは光彦と同じ顔に整形した下川健一。
奥田一郎、詩織の父・大輔、野木を殺した実行犯だった。
そういう風に命令したのは健一の父・添島。

下川健一のことを調べていた浅見。
30年前、健一の母・純子は事故死。
養護施設で育った健一。
健一の母は事故死ではなかった。
一粒の真珠こそ事故死ではないという証拠。
添島がしていたタイピンだった。
秘書だった純子を愛人に。
成都物産創業者の娘と結婚が決まり
純子と健一を捨てたのだ。



美咲の所に純子から添島と3人で写った
写真を送って来ていた。
美咲はその写真があることを添島に話していた。
誰にも言わないと約束し、
思い出のトランプの本に挟んでいた。
自分は余命いくばくもないと知った時、
親友の雅子にその本を託した。
守ってと大輔と詩織に言った訳ではなかったのだ。
雅子に言ったのだった。
大輔と詩織は知らなかった。





怪盗X団の下っ端だった健一だったが
添島が優秀な弁護士を雇い救ったことを
恩に着せたのか?
添島の息子だったからそうしたのか?
健一は母親の真相を知りたかった。









ママもパパも私の周りの人はみんな
わたしをおいていってしまう。
誰も私のことなんて…。
純子さんからお母さんに贈られた
本物の思い出です。
美咲のトランプの本の最後にページ。
大輔さんに出会えて、
詩織に出会えて、
私は2人の思い出の中に生き続けられて
本当に幸せな人生だった。
思い出とともに生き続けます。




あなたは一人きりじゃない。








浅見光彦シリーズの新作は内田康夫さんが
逝去されたので望むことは出来ませんが
今までの作品を新しい俳優さんでまた
浅見光彦を演じて貰えればと思っています。
内田さんの作品の一ファンとして。







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