NHK土曜時代ドラマ｢そろばん侍・風の市兵衛｣向井理さん主演。”帰り船”下・最終話のあらすじと感想。 [ドラマ]
風の市兵衛 nhk
NHK土曜時代ドラマ
｢そろばん侍・風の市兵衛｣
向井理さん主演。
経済ドラマ＋悪を裁く痛快な殺陣!
清貧を旨とする無欲の侍が、
得意のそろばんで武家、大店など
様々な家を渡り、風のように
しなやかな剣で獅子身中の虫を
退治していく新感覚時代劇!
あらすじはNHKの公式サイトから。
時は文政。
武家の台所は火の車となる一方、
町民文化が花開いて貨幣経済が行き渡り、
金をめぐるトラブルは後は絶えない。
そんな時に頼りにされたのが、
現在で言えば会計士兼経営コンサルタントである｢渡り用人」。
期限ごとに雇われて、その家の家計を預かる職業だ。
NHKの時代劇は好評ですね。
ヤフーのみんなの感想も83％☆5。
みんなの評価は4.57点。
少し前回よりは点数を下げましたが
好評な書き込み多し。
脚本は
第1部は池端俊策さん。
第2部は小松與志子さん。
第3部は森岡利行さん。
第三部”帰り船”下・
最終話は7月21日午後6時5分から。
再放送7月24日(火)午前1時5分(月曜深夜)
最終話のあらすじ。
美早の訴えに打たれた勘七郎は意を決して
直買いを糺すが、伊右衛門は本家の甲二郎さんの
指示でやったことで、
荷の中身は知らないと主張する。
本家にお確かめに行ったらどうでしょう。
伊右衛門は小此木に勘七郎と美早が
土浦へ行くことになったことを報告。
土浦に着くまでに二人を始末すれば良いと。
渡り者(市兵衛)がついておりますと伊右衛門。
こちらにはこやつがおる。
異国から流れて来た化け猫だと
青を紹介する。
勘七郎は美早を後添えにと思っていたことを
市兵衛に話す。
自分の様なダメな男ではかなわぬ事だと
分かったと市兵衛に。
市兵衛は先のことなど分かってしまったら
この世は味気ないではありませんか?
不思議なお方だ。
勇気が湧いてきましたと勘七郎。
その頃、片岡信正は土井家の上屋敷へ。
しかし老中は信正に会おうとはしない。
何か申されたきことがあれば城中にてと
言われ、城中で話せばただ事ではすみませぬ。
では、こちらをお渡し下されと白木綿を
家来に渡す。
同心の渋井は直買いと直売りをしている者が
分かればと探っていた。
同心の吉岡又三郎が倉庫の前で番をしている
ところへ渋井。
倉庫に中には伊右衛門らが荷物の確認をしていた。
渋井は直売りと圭助殺しの罪で捕まえる。
金を受け取っていた吉岡も一緒に。
今でいう現行逮捕。
美早と勘七郎は本家で事実を確認するため、
醤油を下ろして戻る仁三郎(木下ほうか)の
”帰り船”に乗り込み、市兵衛と弥陀ノ介も
二人を守るため同行する。
夜になって、伊右衛門が雇った川賊が、
市兵衛の宿敵・青とともに集団で襲い掛かって来た。
岸に着けてくれと仁三郎に頼む市兵衛。
川賊たちと戦う市兵衛と弥陀ノ介。
船に火を放つ川賊。
青と市兵衛。
青が亡くなる前に私をなぜつけ狙う?
さだめと思え…と一言。
なぜ市兵衛を仇のようにつけ狙っていたのか?
このドラマは続編ありということなのでしょうか?
青がつけ狙うことははっきり最後まで
分からなかった。
岸に下りた市兵衛らの所へ20人ほどの侍が…
五代(小此木の家来)が市兵衛に向かってかかれ!かかれ!と。
そこへ市兵衛の兄で筆頭目付の信正がやってくる。
そこまで。
直買い、圭助を殺害したことは明白。
神妙にいたせ。土井様に及ぶぞ。
その頃、小此木は寝床で襲われ殺された。
小此木ひとりに直買いなどの罪を負わせ
口封じした老中。
片岡殿があのようなものを持ってこようとは。
白木綿なんぞ持って来て。
姑息なことをしよって。
美早と勘七郎は祝言をあげる。
渋井と市兵衛。
伊右衛門と小此木はなぜ悪に手を染めたんでしょうね。
貸しが大きければ借りが大きくなる。
人はここが無ければなりません。
こことは?と岡っ引きの助弥。
返弥陀ノ介は市兵衛に片岡家に
帰還する気はないのか?と問うが…。
一番の悪に手が及ばなかったことが悔しいです。
久し振りに面白い時代劇でした。
一番の悪をやっつけることは出来なかったですが。
主な登場人物。
唐木市兵衛(向井理)
様々な家に雇われて家計を預かる”そろばん侍”。
目付の家に生まれながら、渡り用人として
己の力で自由に生きる。
人呼んで｢風の剣｣と呼ばれる剣の遣い手。
渋井鬼三次(原田泰造)
一筋縄でいかない食えぬ人柄で、
”鬼渋”とあだ名される北町奉行の同心。
組織に捉われず、単独行動も辞さない
叩き上げの現場捜査官。
助弥(内野謙太)
渋井の手足となって動く岡っ引き。
決まり事に捉われない一匹狼の渋井を慕い、
常に行動を共にする。
返弥陀ノ介(加治将樹)
市兵衛の兄・信正に仕える小人目付。
信正に心服し、その弟を案ずる思いを
察して常に市兵衛に寄り添う。
青(せい・山本千尋)
清国から渡って来た女剣士。
中国武術の技を繰り出し、市兵衛をつけ狙う。
第1部で死んだと思っていたのだが
生きていた。
助弥(内野謙太)
渋井の手足となって動く岡っ引き。
決まり事に捉われない一匹狼の渋井を慕い、
常に行動を共にする。
佐波(橋本マナミ）
小料理屋の女将で市兵衛の兄・正信の恋人。
身分の違いから正式に連れ添うことは出来ないが、
信正と生涯を誓い合っている。
市兵衛は異母弟だと佐波は知っている。
片岡信正(筒井道隆)
旗本・御家人を取り締まる筆頭目付で、
市兵衛の歳の離れた異母兄。
家を出た市兵衛と二十数年ぶりに再会、
ともに悪に立ち向かう。
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