NHK連続テレビ小説103作目朝ドラは｢おちょやん｣第35話のあらすじ。土曜は振り返り。

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NHK連続テレビ小説103作目朝ドラは
｢おちょやん｣


女優の道を生き抜き、
｢大阪のお母さん｣と呼ばれるようになるまでなった、
ひとりの女性の物語。
舞台から出演者の自己紹介が始まった第1話。
上方の浪花千栄子さんを題材に。
戦前から戦後の大阪で貧しく生まれた少女が
女優を目指す生涯をフィクションで描く。
語りは桂吉弥さん。
黒衣役で登場人物にツッコミを入れつつ
物語の解説役を務める。
第7週”好きになれてよかった”
に入ります。

第35話のあらすじ。




監督との衝突続きだった高城百合子が相手役と失踪。
撮影所は大混乱に陥ってしまう。

千代は恋心を抱いている助監督の小暮が、
百合子のことを本気で好きだったことを知り、胸が苦しくなる。

そんななか、｢太陽の女・カルメン」をキャストも
新たに撮り直すことが決定。
なんと千代が大抜擢される。
それは百合子の置き土産。

だが、千代が与えられた役は、他の女性を
好きになった夫に捨てられる妻、という役柄で…
自分の実力で勝ち取った役ではないと真理らに言う千代。



監督・ジョージ本田から何回もダメ出しを受ける。
ホントに人を好きになったことがあるのか!
あります。





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鶴亀の大山鶴蔵社長から一平は
おもろいかおもろないかそれ以前の問題やと
一平が書いた脚本を見て言われる。
必死に親父と違うもん書こうとしてもがいてんのが
手に取るように分かるわ。
けどな、残念ながら、血ぃちゅうのんは嫌でも
親から子へ受け継がれていくもんなんや。
見とうもない汚らわしさも優れた才能もな。
親父超えたいやったらな、まず親父のことを知るこっちゃ。




千代が落ち込んでいるから
からこうたろ思てと一平が声をかける。
うちを心配してくれたん?
いや、落ち込んでいるのは俺や。
お前、からこうて元気出そう思たんやけど期待外れやな。
あれから、お父ちゃん、どないしてんねん？
何やねんな、いきなり。
うちがここいてんのも知れへんわ。
嫌なこと思い出ささんといて。
ほな、今度詫びにめっぽうおもろい楽しい脚本読ましたるわ。
今はなに読んでも悲劇にしか思われへん。
ほなやめとくわ。なんで落ち込でんの？
さっき言うてたやんか。
そないなこと言うてへんわ。
言うてたわ、あほ。

一平が去ったあと、小暮が
また励ましてもらおうかなと千代に言ってくる。
活動写真を見に誘われた千代。
隣の席で大笑いする小暮。
私を励ますために誘ってくれたんですねと千代。
どうしても見たいものだったからと小暮。
おかげで元気が出たよ。
また千代ちゃんに救われた。
高城さんのことが好きだったんだ。
彼女の芝居にはいつも一点の曇りもない。
自由でまっすぐで大監督にも屈しない
意思の強さは僕の憧れだった。
だから千代ちゃんが、高城さんみたいな女優に
なりたいって言ってくれて本当にうれしかった。
小暮さんはこのままでよろしの？
あの人が僕なんかに見向きもしないことは最初から分かってたから。
それでも彼女を好きでいたかったんだ。
好きになれて良かった。

小暮の本当の気持ちを素直に話してくれたと
小暮が好きな千代は自分も苦しくなる。


次の日、ラストチャンスだと監督から言われる千代。
役者らが見守る中、千代。
セルフを変えて芝居を始める千代。
自分の思いを助監督の小暮に向かって
セリフとして打ち明ける千代。
自分の生い立ちから、うちは誰かを好きになんかなれへん、
好きにならんかてええ思てた。
けど、そうやないてあなたが教えてくれた。
おおきに、ありがとう。
あなたを好きになれて良かった。
良い芝居だったと監督から言われる千代。


本当に良い芝居だったと小暮が褒めてくれる。
僕も負けてられない。早く一人前の監督になって
自分の作品を撮れるように頑張らないと。
うちもいつか絶対高城さんみたいな役者になります。
その時は、小暮さんの映画に出さしとくなはれな。
もちろん。これからもよろしくお願いします。

千代は初めて名前のある役で活動写真に出ることが出来ました。

いつの間にか、一平が黙っていなくなっていた。


3年の月日が流れ昭和3年(1928年)7月。
中堅どころの女優としてどうにかこうにか
名前を出してもらえるようになっていた。


テルヲが千代が鶴亀撮影所にいることを
突き止めて…


土曜は桂吉弥さんによる
1週間の振り返りです。



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