日本テレビ夜10時ドラマ｢35歳の少女｣柴咲コウさん&脚本家・遊川和彦さん。第10話最終話のあらすじ。 [ドラマ]
35歳の少女 ドラマ あらすじ
2020年10月10日夜10時からスタートした
｢35歳の少女｣
あらすじは日本テレビの公式サイトから。
脚本は遊川和彦さん。
監督・演出は猪俣隆一さん。
25年ぶりに帰ってきた娘は、10歳の娘だった
主演・柴咲コウさん&脚本・遊川和彦さんと
2015年1月期放送の｢〇〇妻｣チームが再集結!
主人公は、現在に目覚めた”眠り姫”
同級生だという設定の結人演じる
坂口健太郎さんと柴咲コウさんの
実際の年齢差が話題に。
同級生として無理があるという。
しかしNHK朝ドラ｢半分、青い｣でも
永野芽郁さんと佐藤健さんも同じような
年齢差がある中、佐藤健さんは高校生を演じられた。
ドラマの最後に、だから柴咲コウさんと坂口健太郎さんの
配役で良かったのだと思わせて欲しい。
｢半分、青い｣のように。
1995年不慮の事故で突然、
長い眠りについた10歳の少女、望美。
家族は、バラバラになり、初恋の少年は夢をあきらめ、
それぞれに孤独な”今”を生きていた。
ただ一人、母親だけは、娘の奇跡の生還を信じ、見守り続けた。
そして、2020年。心は10歳、だけど体は35歳。
25年ぶりに少女が目覚めた!
こんな世界とは知らず、眠り姫が目を覚ます!
｢もし、あなたの大切な人が、25年ぶりに目の前に現れ、
中身は、10歳のままだとしたら、どうしますか?｣
全てが変わってしまった世界に戸惑いながらも未来を生きる、
主人公の”時をこえた”成長物語。
第1話の視聴率は11.1%でした。
第2話は9.6%
第3話は10.0%
第4話は9.1%
第5話は9.4%
第6話は7.6%
第7話は7.7%
第8話は9.3%
第9話は7.2%
第10話最終話は9.7%
第10話最終話のあらすじ。
25年ぶりに目覚めたのは
あなたに出会うためだった…
セリフが胸に刺さると話題の人間ドラマがついに終結。
素敵なセリフ、もり沢山の最終話でした。
素敵なドラマでした。
望美は多恵を亡くした喪失感に沈みながらも、
両親が残した家に愛美と共に住むことに決める。
一方で結人との再会を望むが、中途半端な自分のまま
連絡する勇気が持てずにいた。
今村家では家族として再生を始めた3人が食卓を囲んでいた。
進次と達也はそれぞれある決意を胸に抱いているが
まだ言い出せずにいた。
デザイナーとして就職先を見つけられない愛美は相沢と遭遇。
藤子と破局したことを知った愛美は、新しい会社で
一緒に営業をしないかという誘いに心揺れる…。
そんな中家に帰ると、母を死なせてしまった罪悪感と
虚無感から放心している望美を見て、
愛美は姉を元気付けようと結人に電話するが、
二人は頑なに会うことを拒む。
教え子がいじめを苦に転校を決めたことに
悩む結人は自分にできることはないのかと
無力感を感じていた。
望美から電話で言われたこと。
結人君ならできる。
結人君しかできないことがある。
お願いだからあきらめないで。
今の現実を私に教えてくれたみたいに
厳しいけど優しいあなたの言葉で
子供たちを救ってあげて。
生徒・正登の家に行き、助けになろうと必死に説得する
結人であったが、正は部屋から出てくることはなかった…。
翌日、結人は退職願を手に最後の授業に臨む…。
先生は今日でみんなとお別れになると思う。
なぜかというと、君たちのクラスメイトに
この教室に戻って来てほしかったのに
それができなかったからです。
先生の気持ちを正直にみんなに伝えたい。
敬語はやめて生徒たちに自分の言葉で
自分の気持ちを生徒に語り掛ける。
このクラスにいじめがあったということだ。
いじめたやつは最悪だ。
それよりも悪い奴がいる。
見て見ぬふりをする人間だ。
そんなことをしてると自分をごまかす人間になる。
正直に生きられない人間になる。
人がどう思うかばっかり気にする人間になる。
実際、俺もそうだった。
昔、教師を辞めた時からずっと。
でも…
それで良いのかって小学生の同級生に怒られたんだ。
彼女はみんなと同じ年の頃に事故に遭って
25年も眠っていたけど俺に大切なことを
いっぱい教えてくれた。
もし、彼女に再会しなかったらこうして
みんなに会うこともできなかった。
だから、俺みたいになりたくなかったら
勇気を出してほしい!
そうすれば、君たちの前にも彼女みたいな人が
きっと現れる。
その人さえいれば周りに何と言われても
生きていけるんだよ。
だからもう、見て見ぬふりはやめてほしい。
君たちには、彼女みたいに人の話を
いっぱい聞いてあげられる人間になってほしい。
結人は教室を出ようとすると、
登校拒否していた正登(石田星空)が来てくれていた。
正登のことを心配していた勇樹は｢見て見ぬふりをしません!｣と発言。
女子生徒が｢見て見ぬふりをしません｣と次々と
クラスメイトが言い始める。
結人は正式に教師として採用される。
外出先でデザイン大賞作品募集のチラシを
見つけた望美は愛美に応募したらとすすめる。
元カレの相沢から転職先で一緒に働かないかと
誘われていた愛美は夢を諦めて就職しようとしていた。
たまにはお姉ちゃんの言うこと聞いたら?と
夢を諦めないことにしたと相沢に仕事は断る愛美。
テーマは家族。
達也はハウスメーカーで働きたいと。
家族が幸せになれる家が作りたくて
そう言って働いているお父さんを見て
カッコいいと思ったし…
久しぶりにお父さんを呼んでもらったからと
嬉しそうな進次。
加奈と達也に一級建築士を
目指そうと思うと進次。
それぞれが自分の行き方を模索する中、
望美の元に25年の眠りから覚めた時に会った
小学生の時に仲が良かった由紀の
結婚式の招待が舞い込み、
そこで結人との再会を果たすことになる。
壮絶な人間ドラマの最後の幕が上がる。
由紀(真凛)は小学校の時の夢を望美が思い出させてくれた
おかげで保育士になれて
そこで知り合った人と結婚することに
なったと望美のおかげだという。
由紀の結婚式で結人と久しぶりに会う望美。
司会を頼んでいた人がドタキャンしたという。
お前ならできる、やるべきだと結人に言われ、
望美は司会をつとめることに。
すると由紀の母(朝加真由美)は｢こんな式、やめなさい｣と
由紀と口げんかが始まる。
司会が来なかったのは母親が断ったせいだった。
望美は母娘に｢もっとやって下さい…だって羨ましくて…
私は先日、母が亡くなったので…もう喧嘩ができないから。
私は成長して一人でも生きていける姿を母に
見せたくて必死で頑張った気がします。
結局それは叶わなかったけど。
由紀ちゃんもきっと同じ気持ちだと思います。
誰よりも母親に自分の生き方を認めてもらい
応援してもらいたいのが娘なんです。
だから、この結婚を祝福してあげてくれませんか?
由紀ちゃん、私ね、25年娘が目覚めるのを
信じて諦めなかった母を心から尊敬してるし
母の娘に生まれたことを誇りに思う。
きっと由紀ちゃんのお母さんも一緒だと思う。
娘には想像できないような不安や苦しさに耐えて
私たちを生んで育ててくれたんだよ。
それに対する感謝はいくつになっても
絶対忘れちゃいけないじゃないかな。
私、子供の頃、録音したテープに家族がケンカしても
仲直りできる方法があるって昔の母が言っているのを
聞いたことがあるんです。
でも途中でテープが切れてその答えは知ることができなくて
でも、お2人を見てたら分かりました。
そんなの必要ないって。
だってそんなものなくても仲直りできるのが家族なんだから。
ごめんね、由紀。
愛してるよ、ママ。
素晴らしかったです。司会と
声をかけてくる女性。
株式会社どさんこTVの制作課上田冬美。
今でもアナウンサーの夢、諦めてませんか?
夢が叶って良かったじゃないかと結人。
北海道だよ。結人くんに会えなくなるよ。
遠距離恋愛はかなりのリスクがあると愛美は反対。
結人と望美の思い出の図書館。
やっぱり行かないと望美。
お前なら大丈夫だよと結人。
25年前いつもそう言ってたじゃないか?と
俺たちがいくら無理だといっても諦めなかったお前が
俺一人の為にチャンス、諦めんなよ。
分かった、ほんとは浮気するつもりなんだ。
大事なのは正しいかどうかじゃなくて
自分が選んだ道を正しくすることなんじゃねぇのか?
行く、北海道。
ねえ、本当に浮気しないよね?
言っておくけど、俺はお前としか結婚するつもりないから。
俺はもし望美が死んだ時にお前の家族でいたいんだ。
俺が死んだ時も、お前に家族でいてほしいんだ。
私たちはさよならを言うために出会ったんだと言ってたけど
そうじゃない。
俺たちは死ぬまで一緒にいるために出会ったんだ。
”モモ”を手渡す。
頑張れよ望美。
頑張ると、行ってくると言って去る望美。
結人くんのセリフ、かっこよすぎて
涙が出ましたね。
現実にはそんなこと言う彼氏はいないでしょうけど。
すぐに望美は駆け寄って来て結人に抱きつく。
だって大事なこと言うの忘れてたから。
なんだよ。
25年ぶりにこの世界に戻ってきた私に、
あなたがここで｢お前は目覚めて良かったんだ｣と
言ってくれた時、本当にうれしかった。
あなたのおかげで生きていく勇気が持てた。
あなたがいなかったら私は35歳の少女のままで
一人で北海道に行けるような
人間に成長することができなかった。
あなたがこの世界にいてくれて本当に良かった。
早く胸張って｢結婚して」と言えるように
頑張ってくるから。待っててね、結人くん。
優秀賞を貰った愛美は望美と
二人で母・多恵の墓参り。
タイトルは35歳の少女っていうのと愛美は
多恵の墓前に語り掛ける。
今の私にとって大切な家族はこの人だからさ。
ママ、私これからは周りの人をいっぱい
愛していきたい。たくさんの人を笑顔にできるような
人間になりたい。
お姉ちゃんみたいに。
ママ、この頃私なんで自分は25年ぶりに目覚めたんだろう
と考えるの。きっとそれはママにありがとうって
言うためだったんだよね。
パパ、マナちゃんや、結人くんに愛してるって
言うためだったんだよね。
これから始めて会う人たちに自分の思いを
伝えるためだったんだよね。
ママがトンボみたいに諦めないでくれたおかげで
私は初めて正社員になることができた。
たくさんの初めてがある私は本当に幸せだよ、ママ。
トンボが二人のところに飛んできて止まる。
顔を見合わせる望美と愛美。
私たちは迷う。
もしも、あの時、ああしていたら
こうしていなかったらと…
愛美はデザイン会社へ。
そこで相沢と結婚するはずだった後輩・林田と再会する。
相沢さんと別れて付き合った男と結婚したら
そいつに散々金を貢いだ挙句に捨てられて
こうなったら一生親に依存して生きてやろう思ったら
親が会社の金を横領して借金まみれになって
私が働かないと家族が食っていけない今日この頃なんでと
一気にまくしたてる使えない元後輩の林田藤子(大友花恋)。
そうなんだ。
どうせざまあ見ろとか思ってんでしょ?と藤子。
一緒に今度飲みに行こうか?と愛美。
今こうしている間も時は止まらない。
だからこそ一日一日積み重ねていくしかないのだ。
私たちは英雄なんかじゃない。
普通の人間だ。
でも人を愛することはできる。
幸せを願うことはできる。
結人は生徒たちに”モモ”の一節を。
世界中の人間の中で俺という人間が一人しかいない。
だからこの世の中で大切な存在なんだ。
望美の夢の話。
北海道の望美のところにママが訪ねてくる。
頑張ったね、望美。
白髪になったママが笑った顔初めて見たと望美。
自分らしく生きてくれたらそれでいい。
望美、36歳の誕生日おめでとう。
あなたは25年前の自分になんて言いますか?
いつか胸を張ってこう言えるのを願いながら
生きているのかもしれない。
これが私だ。
36歳の少女。
という終わり方だった。
続編があればみてみたい。
ドラマ終了後、柴咲コウさんと坂口健太郎さんの
二人のトークがありました。
一番心に残ったセリフを一人ずつ。
生の声が聞こえてきて良かったです。
大好きな女優さんだし男優さんだし
短い間でしたが楽しみました。
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