｢相棒17」水谷豊さん×反町隆史さん異例づくしの新シリーズ開幕。第7話”うさぎとかめ”のあらすじと感想。第8話”微笑みの研究”のあらすじ。 [ドラマ]
相棒17
｢相棒17｣
水谷豊さん×反町隆史さん異例づくしの新シリーズ開幕。
脚本は輿水泰弘さん。
監督は橋本一さん。
第1話の視聴率は17.1％。
さすがです。ふた桁高視聴率でスタート。
第2話は17.9%。
第3は15.6％。
第4話は15.2％。
第5話は13.6％。
第6話は16.4％。
第7話は15.1%
第7話”うさぎとかめ”のあらすじ。
”亀”が導いたのは、国家を揺るがす
ホームレス襲撃事件
短歌に隠された暗号…
特命係が巨悪の陰謀を暴く
カメを”尾行”した右京が事件に遭遇。
ホームレス襲撃の背景に権力の影が
脚本は森下直さん、
監督は橋本一さん。
あまりにシュールな出会いでしたと右京。
ある朝、オフィス外でリクガメを見かけた右京が、
あとをつけていくと、公園のテントで血を流して
意識を失ったホームレス男性(山中崇)を発見。
彼のペットと思われるカメを保護した右京は、
亘とともに襲撃事件の背景を調べ始める。
手掛かりは、テントにあった毎朝新聞。
調べると、新聞は水曜日に発行されたものばかりで、
そこには男性が｢詠み人知らず｣という筆名で投稿した短歌が、
何度も掲載されていたことが分かる。
新聞社の担当者に話を聞きに行くと
その作風から、同じ人物がかつて、
ウサギ｣という筆名を使っていたことも判明。
国交省に問い合わせると、鮫島の同期入省で
人事課長という要職にある杉原(松田賢二)が対応。
さらに、鮫島の同期で現在は総務課長を
務める谷川(関幸治)からも事情を聞くが、
いずれも冷淡に応じるばかり。
大臣官房人事課課長の杉原は被害に遭った鮫島
とは同期入省で2年前まで本省港湾局開発課にいた。
鮫島は入省当時、次官コースのど真ん中総合政策局にいた。
10年前、港湾局に異動。
”ウサギ”と筆名で投稿したのはある種の自虐だった。
一歩先を良く同期たちを見送るしがないカメとして。
杉原は小指に絆創膏。
もう一人鮫島と同期入省した
総合政策局の総務課長で谷川がいるという杉原から
聞いた右京らは谷川に会いに行く。
谷川は人差し指に絆創膏。
絆創膏を二人ともがはっていることが
気になる右京。
リクガメは基本的にはかまない
と言われているが角野課長が
そのリクガメにかまれそうになったと
騒いでいたと青木から聞いた右京は
鑑識課へ。
右京たちは、ホームレス男性が、2年前に失踪した鮫島
という国土交通省港湾局の官僚であることを突き止める。
国土交通省といえば2年前談合疑惑があり、
ゼネコン側の鷲島建設の山口正嗣と
いう人物が自殺していた。
その妻・悦子に話しを聞きに行く右京ら。
元国土交通省のOBの方がいらして
短歌がご趣味でだそうでして、
歌会に行っていたようです。
その歌会に顔を出す右京ら。
そこには元国土交通省のOBで
鷲島建設相談役の
堂本幸次郎がいて2年前のことなど
終わったことだと右京に話す。
一人が自殺に追い込まれ、
一人が失踪に追い込まれた。
終わった話ではありませんよと右京。
そんな中、鮫島が意識を取り戻すが、
襲われた時の記憶を失っていて…
事件の謎を解く鍵は”カメ”と”短歌”
背景には官僚が絡んだ2年前の談合疑惑が…
特命係が埋もれかけた日本の闇と対峙する!
どうして鮫島の居場所が分かったのか?
水曜日掲載される短歌に何かあるのか?
居場所を知らせていた?誰に。
自分は生きていると知らせる為に…。
”あわれむな、我は孤独になかりけり
空が我が家、歌がわが友”
短歌に隠された暗号?
今まで投稿された鮫島の短歌。
あかさたなはまやらわ。
鮫島の短歌は全て”あ”から始まっていた。
数字を当てはめると郵便番号に。
発見場所。10531。
東京都港区北虎ノ門3丁目。
105-1003
杉原も谷川も鮫島に病院に会いに行くが
記憶を失っていて分からないと応える。
入札談合疑惑が政局になりかけた時、
鮫島さんに自殺を迫る政権を押し返し
失踪で手打ちとし鮫島さんの命を守った。
主流派とパイプが無ければできる事ではありません。
杉原は谷川に鮫島を殺そうとしたのかと聞く。
鮫島は、現総理のアキレス腱です。
僕は主流派じゃない。
現政権にノーと言える反主流派なんだという杉原。
だから、鮫島さんを殺しに行ったわけじゃない。
現総理のアキレス腱を表舞台に立たせたくて
鮫島さんへ談判にいった。
杉原さん、実は警察に身代わり出頭してきた
ヤンキーがいましてね。
一体誰が身代わりを立てたのか。
出入りしていたネットカフェを片っ端から当たって、
通信記録をたどってみたところ、闇サイトで
そいつを雇った人間のIPアドレスにたどり尽きました。
リクガメの頭の後ろにある甲羅の裏を
調べて貰ったところ、人間の皮膚片と
血液が採取されました。
杉原の小指の絆創膏はカメにかまれた痕だった。
犯人は杉原。
谷川は新聞花壇で鮫島の歌を
見つけるとホッとした。生きてる。
何とか生きてくれてると思っていたと。
鮫島に会いに行く右京ら。
あなたは杉原が自分を襲った事を好機ととらえ、
利用したのではありませんか?
記憶喪失を装って。
犯人に殺されかけたと供述し、犯人には
殺意があったと嘘の情報を我々に伝えた。
あなたはの思惑どおり、2年前に談合疑惑を掘り出した。
さらに杉原さんが襲撃事件。
実際には過失傷害事件だったわけだけど
その犯人であることを立証した。
国交省の次官候補が刑事事件で
逮捕されたので大騒ぎになっています。
ここが一番大事なポイント。
杉原さんは次官レースから完全に脱落し、
谷川さんが次官へと又一歩前進した。
どうして病院で意識が戻った時
話してくれなかったんですか?
杉原がどうやってボクの居場所を
突き止めたか分からなかったからです。
鮫島さんと谷川さんの間には
友情があったんですね。
疑惑が表ざたになった時、自殺しかないと
覚悟を固めていたのに谷川は…。
あんな政治家たちのために死ぬことはない!
失踪しろ鮫島。あとは俺が何とかすると。
今回の事件を僕が利用したのは、
政権の意向を押し返す腹の据わった官僚を
本省のトップに据えたいと思ったからです。
官僚組織にはウサギとカメがいれば良い。
泥に潜って上ばかり見ているヒラメ官僚は不要です。
お二人のおかげでやっと今、記憶が戻りました。
検察庁に出頭して入札談合についての
私の役割を洗いざらい話します。
なるほど。政権には致命的なタイミングですね。
結局カメの思惑通りになりましたね。
駆け比べの最後はカメが勝つと相場が
決まっているようですね。
鮫島の飼っていたカメは動物園へ。
同期入省の中で一番に次官候補に
なるだろうと思われた人だけに
鮫島はやはり頭の良い人でしたね。
谷川との友情は固いものだったようですね。
杉原より谷川をどうしても次官にと思っての
事だったのか?
第8話”微笑みの研究”
のあらすじ。
脚本は金井寛さん。
監督は権野元さん。
大学教授を死に追いやったのは呪いの科学
特命係が常識では改名不可能な事件に挑む!
人間の心のメカリズムを総合的に研究する
認知科学の権威である大学教授が心臓麻痺で死亡した。
一部の学生が、｢呪い殺された｣とSNSで
騒いでいるという噂を聞きつけた右京は興味を抱き、
亘と共に調べ始める。
学生が”呪い殺した張本人”と名指しているのは、
半年前に転籍してきた助教の川村里美(佐津川愛美)。
学生によると、教授が死亡する前日、
彼をにらみながら｢死ね｣とつぶやいていたらしく、
さらに｢人を呪い殺せる｣と公言している
霊能力者と会っているところを目撃したという。
その里美と、同研究室の准教授である高野鞠子(富樫真)、
猪瀬(オクイシュージ)に事情聴取した右京は、
｢事件性はない｣と聞いた時になぜか里美だけが
密かに微笑んでいたことを不審に思う。
しかし、事件当時の里美には
完璧なアリバイが存在していて…
教授を呪い殺したと噂される助教の鉄壁のアリバイ…。
科学と呪いが交錯する事件の背景に複雑な人間関係が…。
右京と亘が、罪深き人間心理の深淵を迷い込む!
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