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池井戸潤さん原作「陸王」ドラマ化。第1話のあらすじと感想。第2話(10月29日)のあらすじ。 [ドラマ]

















陸王 ドラマ化


池井戸潤さん原作の「陸王」をドラマ化。
平成29年度(第72回)文化庁芸術祭参加(作品)
第2話は10月29日の放送。
(10月22日は衆議院選挙特番の為)
”ミズノ株式会社”とのコラボレーションが実現。
ナレーションは「カルテット」に出演した
八木亜希子さん。


久しぶりに熱い熱いドラマでした。



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ドラマがスタートする前に
「ぴったんこカンカン」で行田市を訪ねて
老舗の足袋屋さんでドイツ式八方つまみ縫いミシンを
はじめてみました。
100年以上も前にドイツで靴を縫うためのミシンを
取り入れて日本では足袋を縫っている。
消耗品の部品も古い物なので
色々と苦心されているようでした。
実際にドラマのセットかのような工場で
ミシンを使っておられました。








勝利を信じろ!
足袋作り百年の老舗が、
会社の存続を賭けてランニングシューズの開発に挑む!
創業から100年以上続く老舗足袋業者
「こはぜ屋」四代目社長・主人公の宮沢紘一を
演じるのはTBS連ドラへの出演が
20年ぶりとなる役所広司さん。(1997年7月期「オトナの男」)















役所さんが演じる宮沢紘一は、埼玉県行田市にある
老舗足袋業者の四代目社長として日々奮闘していたが、
年々先細る足袋の需要から、資金繰りに悩む月日を過ごしていた。
そんな折、銀行担当者とのやり取りを通じて、
新規事業への参入を考え始める。
それは、会社を今よりも大きくしたいという気持ちより、
新規事業がなくては、この先会社の存続自体が
危ぶまれるという危機感から始まったものだった。



















そしてその事業とは、足袋製造でこれまで
培った技術が活かせる、”裸足感覚”を追求した
ランニングシューズの開発だ。
しかし、従業員20名あまりの地方零細企業にとって、
それは苦難の道だった。
新製品を開発するにはあまり乏しい賃金、人材、開発力。












更には、世界的に有名なスポーツブランドとの競争。
何度も挫けそうになる宮沢だが、その度に家族が、
従業員が、取引先が、銀行の担当者が、
そして知り合いを通じた新たな人脈が彼を救う。

果たして、ランニングシューズの開発は成功するのか?
そしてその先に「こはぜ屋」の未来はあるのか
たった一つの商品を愚直に作り続けてきた製造業者が、
仲間との強い結びつきをバネに今、
一世一代の大勝負に打って出る。



第1話のあらすじはTBSの公式サイトから。
2時間スペシャルでした。

埼玉県行田市にある足袋製造会社「こはぜ屋」。
その四代目社長・宮沢紘一(役所広司)は、
年々先細る足袋の需要から今日も
資金繰りに頭を悩ませていた。
200名いた従業員は十分の一の20名ほどに
なっていた。
行田市は足袋の町。200軒もあった。
日本の足袋の8割を行田市で作っていた。









そんなある日、メインバンクである埼玉中央銀行へ、
追加融資の相談に訪れた宮沢。
なんとか今回の稟議は受け付けてもらえたが、
融資担当の坂本(風間俊介)から、
新規事業に踏み出してみてはどうかと提案をされる。
突飛な話だったためその場は軽く応えた宮沢だったが、
「こはぜ屋」の存続がかかっているテーマだけに、真剣に考え始めると、
ほどなく、あるきっかけで新規事業について閃く。
娘の茜(上白石萌音)から注文していたシューズを
店に取りに行ってくれと電話。(アトランティス社のRⅡ)
その店で軽い地下足袋のような靴を見つける。
















それは、足袋製造会社としてこれまで培った技術が
活かせる”裸足感覚”を追求したランニングシューズの開発だった。







早速動き出した宮沢は、スポーツ用品店の店主で
ランニングインストラクターの資格を持つ
有村融(光石研)を坂本から紹介されると、
有村は愛知県豊橋市で行われる国際マラソン選手権を
見に行こうと宮沢を誘う。
有村はフォアフット着地走法とミッドフィト着地走法に
ついて話す。
有村は膝を傷めないミッドフィト走法が
良いと話を聞き、怪我をしないシューズを
作ってみたいと思う。




学生時代にライバルとしてしのぎを
削っていた実業団ランナー・茂木(竹内涼真)と
毛塚(佐野岳)が出場することで話題となっている
63回豊橋国際マラソンだ。

宮沢は息子の大地(山崎賢人)とともに豊橋に向かった。
40キロ地点で飛ばし始めた茂木。
一気に茂木が1位に躍り出た後、
倒れ込んでしまう。
結局途中棄権。
かかと走法をしていた為に足を傷めたのだ。
茂木は高校球児で甲子園を目指していたが
ひじを痛め断念。ひじがダメでも走りは出来ると
走り始めて間がない人物。
もう一人の注目選手・毛塚は父もマラソン選手で
小さい頃から英才教育を受けてきた。





家の手伝いをしながら就活をしている息子・大地(山﨑賢人)に
父さん、ランニングシューズを作ってみようと思う。
専務取締役・経理担当・冨島(志賀廣太郎)に相談するが反対され
先代も作ったことがあるが上手くいかなかったんです。
もともと足袋屋なんですから無理だという。
開発資金はどうするんですか?


融資担当の坂本には喜んでもらえるが、
支店長・家長亨(桂雀々)、坂本の上司・大橋浩(馬場徹)は
「こはだ屋」にはこれ以上の融資は難しいと
リストラするように言えと言われる。





本当に良い人でしたね。坂本さん。
左遷されてしまいましたね。
銀行員ってほんと大変。
「半沢直樹」の時も思いましたが…。


マラソン足袋の試作品は200足を超えた。
有村の所へ持って行くが、
耐久性が今ひとつ。
レース用で400キロ。
トレーニング用で700キロ。
だが修正用シューズとして
売るのはどうか?
実績のある選手に履いて貰いたい。



豊橋国際マラソンレースでひざを痛めた
ダイワ食品の茂木裕人に履いて貰えたらと
城戸監督に届ける宮沢。
ゴミ箱に捨てられるのだが、
箱に名前を書いていたので茂木の元には届く。






普通の業務を終えてからの試作作りに
残業代も出ないし不平不満が出てくる。
そんなところに埼玉中央銀行行田支店の大橋が
やって来て、2人ほどリストラすれば
経費削減できると提案してくる。

冨島専務からは社員たちを
振り回すのはやめて下さい。
追加融資さえできずどうするんですか?
それを最年少の従業員・仲下美咲(吉谷彩子)が聞かれてしまう。
他の従業員たちはざわめく。



そんな時、有村からマンモス校の光城学園が
シューズを買うらしい。
決まったら1800人分の注文。
しかしもう一社とコンペになるそうだと。

親父がリストラした時、きつかったのは
親父だったのかもしれないね。
社長の思いをしっかりカタチにしてるだけだから。
伝えれば良いんじゃないかしら四代目。
と縫製課のリーダー・正岡あけみ(阿川佐和子)に宮沢は言われる。



阿川佐和子さん、重要人物でしたね。
セリフも多くて、ドラマ経験が多分多い
檀ふみさんよりセリフが多かったように思うのですが。

コンペのこはぜ屋の他の一社は
アトランティス(米国の一大スポーツ用品メーカー)日本支社だった。
営業担当の佐山淳司(小籔千豊)とすれ違う。
決まったのはアトランティス社。
「こはぜ屋」より高価だった。
シューズ実績もない足袋屋「こはぜ屋」のシューズは
誰も買ってくれない?




銀行員の坂本の転勤はうちのせいみたい。
支店長とやり合ったみたい。
前橋支店。島流しと言われてるところへ。

坂本さんは行田支店の支店長として
また帰って来てくれることを願っています。
こはぜ屋の成功と共に。

銀行員として最後に言わせて下さい。
シューズの開発はこはぜ屋さんの未来にとって必要な事です。
涙ながらに宮沢に話す坂本。



リストラするかどうかの最期の返事を聞きに
坂本から引き継いだ融資課長の大橋がやってくる日。
棚の整理をしていた安田係長が
箱を持ってやって来る。
先代もマラソン足袋を作っていた!
リストラをして延命処置をとった方が良い。
おたくの平均年齢は57歳ですよね。
とあくまでもリストラを勧める大橋。
残された時間の中で次につながることを始めなければ…
マラソン足袋の開発を続けます。
現状は社長である私の責任です。
坂本さんは気づかせてくれました。
力を貸してくれました。
坂本さんは同志だと思っています。
坂本さんをバカにするのはやめて頂きたい。
100年守ることの方が続けることの方が
良いのかもしれない。
先代が40年前に作ったシューズです。
これはタスキです。先代も先々代も
胡坐をかくことなく新しいことに挑戦してきた。
託されたタスキなんです。
このタスキをつなぐランナーなんです。
ひとりが欠けても…
悲願なんです。
あなた一人の考えで進めたんでは
社員たちが可哀そうですと大橋。
大橋さん、一度でもうちの足袋を
履いてくれたことがありますか?
うちの何が分かりますか?
自分の出世の為の目先の利益、
支店長の顔色だけ見ているような
そんな銀行員にうちのことをどうこう言えるんですか?
宮沢さん、カッコイイ!と思いましたね。
どれだけ坂本さんは嬉しかった事か、
従業員も嬉しかった事か。

大橋はたじろいだ感じになって
それで本当に宜しいんですか?と。
追加融資ももうしてくれそうな感じに
なってしまいましたが、
従業員の士気は上がりましたね。


坂本と宮沢との別れ。
辛かったですね。
力になれなかったと思っている坂本。
自分の会社の為に左遷されたと思っている宮沢。

別れの日、顧客の整理をしていて
飯山晴之という人が”シルクレイ”という製品の
特許をもっているのですが、ソールに
使えるのではないかと坂本から情報を貰う。



シューズの名前は”陸王”
勝ち虫のマークがついた”陸王”が
早く完成できることを願っています。
勝ち虫は”こはぜ屋”のマーク。
約400万年前と言われる歌舞伎の発症より
ずっと以前からトンボのことを勝ち虫といわれている。
トンボは前にしか進まないから勝利のシンボル。



予断ですがキッズスニーカーアキレスから
”瞬足”という名前のスニーカーがありますよね。
うちの孫たちが履いています。
”陸王”良いじゃないですか。
陸上競技の王から?



来週はお休みですが再来週楽しみにしています。


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第2話のあらすじはTBSの公式サイトから。
自分を変える、覚悟はあるか。

「こはぜ屋」存続のために取引先銀行から
勧められた提言を振り切り、
「陸王」開発の覚悟を決めた宮沢(役所広司)。

しかし、開発への道のりは遠く険しいものだった。






目下、一番の懸念事項となっているのは、
靴底のソール部分だ。
施策で採用された生ゴムのソールでは、
ランニングシューで求められる耐久性は望めなかった。
そこで従来の素材に見切りをつけた宮沢は、
以前、坂本(風間俊介)から紹介された、
繭で作られた特殊素材「シルクレイ」を思い出す。








ソールの素材としても期待できる有望なものだと、
ランニングインストラクターの有村(光石研)から
太鼓判を押されたシルクレイだが、
その特許を持つのは飯山(寺尾聡)という人物だ。






飯山は2年前に自社を倒産させてしまい、
それから消息不明だったのだが、
坂本の助けもあり宮沢は飯山と会える事に。
しかし、飯山は…。


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