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森村誠一ミステリースペシャル終着駅シリーズ37「停年のない殺意」は2021年4月1日夜8時放送。あらすじ。 [ドラマ]







終着駅シリーズ

森村誠一ミステリースペシャル
終着駅シリーズ37
「停年のない殺意」
は2021年4月1日夜8時放送。
片岡鶴太郎さん主演。



”人間”を深く、温かく見つめ続けて来た
人気ミステリーシリーズ第37弾!
平凡な一家に潜む、切なくも悲しい真実に牛尾刑事が迫る!
原作は森村誠一さん。
脚本は橋本綾さん。
監督は池広一夫さん。


牛尾の妻・牛尾澄枝を演じられた岡江久美子さんは
終着駅シリーズ第7作から第36作まで出演されたが
2020年4月23日に逝去され、第36作がテレビドラマ作品として遺作となった。
時には事件解決のヒントを口にすることもあり、
悲しい事件が起こり暗い感じで家に帰ってくる
牛尾を温かく迎えてくれる素敵な奥さんだった。

終着駅シリーズ37は牛尾の自宅のシーンはなしで
終わるのかと思っていたら事件解決後
にこやかに笑われた岡江さんの写真が。
写真と登場されました。
過去作の映像とともに。



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あらすじはテレビ朝日の公式サイトから。


夜10時過ぎ――東京・西新宿の公園で、
文房具メーカー社員・伊庭崇彦(堀井新太)の遺体が見つかった。
臨場した新宿西署の刑事・牛尾正直(片岡鶴太郎)は、
第一発見者である被害者の妹・晴美(山谷花純)から事情を聴く。
晴美によると、夜9時に崇彦のマンションで会う約束をしていたが、
インターホンの応答がなかったため、帰りを待ちながら
近所をぶらついていたところ、兄の遺体を発見したという。
さらに、晴美は気になることを口にする。
実は、崇彦は事件の前々日、晴美に電話をかけ、
「面白いものを見せてやるから来い。それを見たら
最初はケタケタ笑うだろうけど、最後は必ず泣く」と言っていたというのだ。
しかし、晴美は、”面白いもの”とは何のことなのか全く分からないと困惑していた。





まもなく茨城・大洗にある実家を訪ねていたという
父親・悌二(尾美としのり)、友人と岐阜・高山に旅行に
出かけていた母親・頼子(七瀬なつみ)が駆け付けた。
息子の遺体と対面した2人はがく然とするばかりで、
崇彦が言っていた”面白いもの”に心あたりはないという。




牛尾たちは崇彦のマンションを調べるが、何ひとつ引っかかるものはなかった。
ただ、晴美と食べるつもりだったのか、
冷蔵庫には4等分にカットされた細長いケーキが残されていた…。
まもなく崇彦は何者かに階段から突き落とされて転落し、
死亡したことが判明。
階段から少し離れた場所で遺体が見つかったのは、
転落後、朦朧とした意識の中、自力で歩きだしたものの
しばらくして力尽きて絶命したからだと思われた。





また、事件当日、崇彦は定時退社後、同僚と居酒屋に寄ったが、
店を出てから殺害されるまで2時間半の空白があるとわかる。
さらに調べを進めていくと、父の悌二は同じ文房具メーカーで
長年、総務部長を務めていたが、その停年退職の日に
入れ違いで崇彦が入社し社長・市野清明(国広富之)の秘書として
働き始めたことも分かった。


悌二と市野は、大学時代の同期という間柄だったという。
聞き込みの結果、周囲の誰もが崇彦のことを
”優秀で思いやりのある青年”と評していることが判明。


牛尾はそんな非の打ちどころのない崇彦こそ、
誰にも見せないウラの顏を持っていたのではないかと考え始めて…
崇彦は市野の実の息子だとは知っていた伊庭悌二だが、
市野とのDNA鑑定を晴美に見せると勘違いし
言い争ううちに階段から落ちた崇彦。
落ちたがふらふらと立ち上がったので大丈夫と思った悌二。
崇彦は育ての親、悌二に幼い頃に約束した家を建てようと思っていた。
市野は自分に崇彦を返すようにと悌二に迫っていた。
虫のいいことを言う市野だ。
崇彦だけでなく妹の晴美も市野の娘であった。


市野が一つも答えられなかった崇彦の
幼い頃のことを取調室で悌二はスラスラと涙ながらに答える。
尾美としのりさんの素晴らしい演技に吸い込まれました。


片岡鶴太郎さんのナレーションの間
牛尾の妻・澄江役の岡江久美子さんの映像が流れました。
日々が流れていきます。
苦しんだ人にも、後悔した人にも、
沢山の涙を流した人にも、
そして私にも家内が私の人生から姿を消してしまってから
半年が経ちます。
耐え難い苦痛と悲しみの中で私は若い頃に読んだ
本の中の言葉を思い出していました。
愛別離苦
愛する者たちには常に別れの苦しみがつきまとう。
苦しみたくないのなら愛さなければいいのかもしれません。
けれど私たちは出会い愛し合いそしてお互いに
かけがえのない人になったのです。
苦しむ事が愛した事の証しなら別れの子の苦しみを受け入れよう。
今はそう思っています。
今も彼女の笑顔が目に浮かび彼女の声が聞こえます。
その彼女に私は語りかけそして言います。
ありがとう、そしていつかまた…

片岡鶴太郎さんが岡江久美子さんにいま改めて
別れを告げているようで涙が出ました。
素敵な「終着駅」にして下さってドラマ出演者、制作スタッフの
皆さま方に感謝です。




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