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「西村京太郎トラベルミステリー第68弾」”山形・陸羽西線に消えた女”のあらすじと感想。 [ドラマ]











トラベルミステリー68


2017年9月20日夜8時放送予定は
「西村京太郎トラベルミステリ-68」
”山形・陸羽西線に消えた女”




超ロングラン人気シリーズ第68弾。
殺人現場に残された、イニシャル入りのスケッチ…。
なりすました女が真犯人なのか
複雑に絡み合った連続殺人の真相に、十津川警部が迫る!











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あらすじはテレビ朝日の公式サイトから。
警視庁捜査一課の十津川警部(高橋英樹)は
かつての同期で、現在は山形県警に勤務する
向井警部(中丸新将)の息子の結婚式に出席するため、
山形・鶴岡市へ。


出羽三山。
月山、湯殿山、羽黒山。
パワースポットとして若い女性に人気。





式が終わって羽黒山国宝五重塔を観光していたところ、
スケッチブックに自分の姿を描いている
若い女性の存在に気づく。
その女性は”白石ゆか”と名乗り、出羽三山まで
スケッチ旅行に来たと話す。
そして、十津川と五重塔を描いた絵の片隅に
”Y"のイニシャルを記すとスケッチブックから切り取り、
記念に貰って欲しいといってプレゼントしてくれた。















その翌朝、鶴岡市内の雑木林で若い女性の刺殺体が発見される。
帰路に着くはずだった十津川は、現場に”Y"のサインが
入ったスケッチブックがあったと聞き、向井と共に臨場する。
ところが、遺体は十津川が出会った女性・ゆかとは別人で、
身元を示す所持品は見つからなかった。
しかし、スケッチブックは確かに前日、
ゆかが持っていたものだった。












その後、ゆかの住所が東京・世田谷と判明。
十津川から連絡を受けた亀井刑事(高田純次)
自宅を訪ねたところ、現れたのはレストランチェーン社長・
白石圭一郎(国広富之)の娘・ゆか(朝倉あき)で、
十津川に絵をプレゼントした女性とはまったくの別人だった。
ゆかは車椅子生活を送っているらしく、
鶴岡には出かけていないという。
何者かがゆかになりすまして、
鶴岡でスケッチ旅行をしていたのだろうか…




そんな中、東京・上野でディスカウントショップ経営者・
宇田川宏(山口竜央)が刺殺され、遺体のそばにまたもや
”Y"のイニシャルが入ったスケッチ画が1枚置かれていた。
捜査の結果、鶴岡市で身元不明女性が殺害された事件と
同じ凶器が使われたことが発覚。
刃渡り12センチの片刃包丁。
死亡推定時間は12時から12時半間。
第一発見者の家政婦が12時に電話した時は
生きていた。30分後に伺うことを伝えていたので
お手伝いさんが来るまでに殺された。

スケッチ画は鶴岡の雑木林で殺された
山岸ミユキの遺体のそばにあったスケッチ画と
タッチが同じだと中高と美術部だったという松山刑事。














犯人は早朝4~6時に、鶴岡市内で身元不明の女性を殺害し、
昼に上野に現れ、同じ凶器で宇田川を殺したのか…。
だが、なぜ両方の現場に”Y"のサインが入った絵を残したのか、
謎は深まるばかりだった。

その矢先、ゆかが自分の名前を名乗ったのは、
友人の小野寺由美子(内山理名)ではないかと連絡してきた。
実は、ゆか自身も趣味で絵を描いており、
絵画の道を志す由美子とある展覧会で出会い、
仲良くなったという。
以前、スケッチ旅行に出かけることが出来ない
自分に代わって、出羽三山のスケッチをしてきてほしいと
由美子に頼んだことがあったという。
出羽三山にスケッチ旅行に行った時は
ゆかさんの名前で出羽三山に行くねと
話していたというのだ。





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十津川が由美子のもとを訪ねると…確かに
彼女こそ羽黒山で出会った女性だった。
由美子は十津川と別れた後、鶴岡公園で
スケッチブックを盗まれたと主張。
しかも、2つの事件発生時のアリバイも完璧だった。
だが、十津川は由美子が事件当日、
鶴岡から東京まで帰ってきたルートに疑惑を抱く。
鶴岡から東京に帰るのには新潟に出た方が
早く東京に着くのだ。
なぜ時間のかかる鶴岡―余目駅で陸羽西線で
新庄駅から山形新幹線で東京に帰ってきたという。
宇田川が殺された時間は由美子は新幹線の中。
鳥海山を描きたかったので余目駅経由で
東京に帰ったという由美子のアリバイを
立証しに余目駅へ行き、由美子の目撃者を捜すことに。
駅員は毎朝、8時1分発新庄行きに乗車している河田みどりを
紹介してくれる。
余目駅のホームでノートにスケッチしている由美子を覚えていた。
アリバイは成立。







雑木林で殺された山岸ミユキは宇田川の会社の秘書をしていて
愛人関係にあった。
ミユキの部屋には根本一成の絵と
本物だったら1000万を下らない有名な画家の作品が。
根本一成は贋作を描いていたのではないのか?
プロでもなかなか贋作と見分けがつかない。
根本一成の絵を扱っている銀座黒木画廊へ行く。
社長の美紗子(国生さゆり)は根本に500万を貸していて、
借金のために贋作を描いていたのではないかという噂もあったこと、
今でも由美子さんが根本の借金を返してくれていることを聞く。
画廊にあった根本の絵は根本が入水自殺をした海が
描かれてあった。
その海で佇んでいた由美子の姿。
根本は殺されたんです。

根本のことは師匠である沼田章先生に聞けば良いと美紗子。
事情を聞きに行くと沼田は刺殺体で。
スケッチ画もあり、凶器も同じということが。

遺体のそばに置く"y”の入ったスケッチ画を置く訳は?
この一連の殺人事件は由美子の復讐!?




そんな時、白石の所へ小包が届き、
爆破され受け取ったゆかが大ケガ。
誰かが由美子の名前で小包を送った


由美子と連絡が取れなくなった十津川らは
由美子さんから電話を貰ったわという美紗子は
録音されたものを警察に提供。
由美子の声のバックに列車の走行音が聞こえる。
2年以上も前に廃止されている
北海道のえりも鉄道の走行音。
提供した美紗子が怪しい。




殺された3人のことを調べていくうちに
つながりが見えてきた。
師匠の沼田は投資で失敗で借金。
沼田が根本に贋作を描かせ宇田川らが売っていた。
贋作を描くよう勧めた沼田、
贋作のことを知っていた黒木画廊の美紗子、
根本に支援していた白石をゆすっていた宇田川と
ミユキ、全ての人間関係が繋がった。
ミユキ、宇田川、沼田が殺され、
関係している白石が何も無傷ではと
自作自演の爆破事件だったが…。



根本に支援をしていた白石は根本のせいで
娘・ゆかが車椅子になったことで支援しなくなった。

意識を取り戻したゆかは
「なんで、パパやめて。
お願いだからもうやめて。
誰も恨んでないから」と言われる白石。
ゆかは父親が殺人事件に関わっていると
知ったのだった。







録音されていた電話は2年以上も前のという
ことが分かり、由美子は拉致されているのでは?
その頃、美紗子と白石は
由美子を殺そうと、白石はゆかから言われたことを
話して由美子に手を出そうとしない。
「ゆかが必死で生きようとしているんだ」
「結局娘なの?こんなことまでさせておいて」


そこへ十津川達がやってきて由美子を助ける。
脅迫してきた3人を殺しその全てを
小野寺由美子の復讐に見せかける。
その筋かきを書いた。
3人を殺してスケッチの絵を置いておけば
警察は彼女の復讐だと考える。
白石は鶴岡公園で由美子のスケッチブックを盗み。
金を払うと宇田川の代理で鶴岡に来ていた
ミユキに金を払うと呼び出し殺し、
特急いなほ4号ととき312号を乗り継いで東京へ帰り、
東京駅で凶器とスケッチを美紗子にリレー。
美紗子は宇田川のところへ行き殺す。
その間に白石は成城の家に帰りアリバイを作った。
亀井らが白石のアリバイを証明することなった。
最後に沼田を美紗子が殺し、
贋作作りに関わっていると分かった時に
自分らだけ無傷で狙われないというのは
おかしいと爆破事件を起こした。
ゆかが受け取るとは…。




由美子を助けた十津川らは
根本さんはこの海に帰ったんですね。
ええ。けれど根本は海に入る前に死んでいました。
画家として死んでいました。
贋作を描いてその絵に他の人の名前を入れた時に。
贋作を描かせた人達に私も一度は復讐を考えました。
でも、根本は誰に贋作を描かされたのか
私には言いませんでした。
きっとゆかさんの事を考えたんだと思います。
自分が由香さんを苦しめた事が全ての始まりだったから。


根本さんはあなたに人を恨んで欲しくなかった。
あなたの人生を復讐のために使って欲しくなかったんです。
私。絵を描き続けます。
根本の為ではなく、自分自身の為に。
いつかまた十津川さんの絵を描かせて下さい。
喜んでと十津川。
その時は私も隣にお願いしますと亀井。
ハイ。


脚本は安井国穂さんです。




国生さゆりさんが出演だったので
犯人では?と思っていました。
犯人役が最近多いような気がします。
出羽三山、素晴らしかったですね。
美しいですね。
西村京太郎さんのトラベルミステリーは
面白いですね。
旅行をするためじゃなくても
時刻表を見るのが好きだった私は
色んな所へ連れて行ってくれる
トラベルミステリーが好きです。






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