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NHKの大河ドラマ「西郷どん」第38話”傷だらけの維新”のあらすじと感想。第39話”父、西郷隆盛”のあらすじ。 [ドラマ]












西郷どん 大河



NHKの大河ドラマ「西郷どん」
原作は林真理子さん。

脚本は大ヒットドラマ「ドクターX外科医・大門未知子」
NHK連続テレビ小説「花子とアン」などの数々の話題作を
手がけた中園ミホさん。

語りは西田敏行さん。
1990年に大河ドラマ「翔ぶが如く」(司馬遼太郎原作)
で主演・西郷隆盛役を演じていらっしゃいます。
第39話から登場する愛加那との子供・菊次郎の40歳からを
ナレーションを担当している西田敏行さんが演じます。
脚本家の中園ミホさんと西田さんは「ドクターX」で
何シリーズもご一緒されています。





第1話の視聴率は15.4%
第2話も15.4%。
第3話は14.2%。
第4話は14.8%。
第5話は15.5%。
第6話は15.1%。
第7話は14.3%
第8話は14.2%
第9話は14.8%
第10話は14.4%
第11話は14.6%
第12話は14.1%
第13話は13.0%
第14話は11.9%
第15話は13.4%
第16話は11.1%
第17話は12.1%
第18話は14.4%
第19話は13.7%
第20話は12.2%
第21話は12.0%
第22話は13.4%
第23話は13.4%
第24話は12.2%
第25話は12.7%
第26話は12.2%
第27話は12.0%
第28話は11.1%
第29話は11.6%
第30話は10.3%
第31話は11.0%
第32話は10.4%
第33話は13.2%
第34話は11.9%
第35話は11.7%
第36話は11.0%
第37話は9.9%
第38話は9.8%






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「すべての民が幸せに暮らしてこそ日本国は強くなる」と信じ、
人を愛し、故郷を愛し、国を愛し、民を愛し…
”見返りを求めない愛”を与え続けた男は、
人は親しみを込めて、「西郷どん(セゴドン)」と呼んだ。


第38話”傷だらけの維新”
上野の彰義隊は半日で討伐されたものの、
会津ほか東北各地の諸藩が新政府軍に抵抗を試みていた。
吉之助は援軍を送り込むため、急ぎ薩摩に戻る。
会津、庄内、長岡は戦上手。
大村益次郎は薩摩から兵を出すことだと吉之助に話す。





吉之助が次々と援兵を送る中、これまで西郷家を
守って来た弟の吉二郎(渡部豪太)が自分も戦に行きたいと申し出る。袴も鍬も鋤も要らない。吉二郎の一つだけの願いは
侍働きをすることだった。
吉二郎の妻・園からも吉之助に吉二郎の願いを
聞き届けて欲しいと頼む。

その後、吉之助が兵をまとめ、越後に到着すると、
先に戦に参加していた吉二郎が
銃弾に倒れたと信吾が知らせに来る。
兵の命は皆同じじゃと軍議を続ける吉之助。


長岡の河井継之助はガトリング砲を持っていて
防戦され新政府軍の士気は下がる一方だった。



越後1500人の犠牲者を出し、
新政府軍の勝利。
吉之助は吉二郎のところへ、
傷ついた吉二郎は「兄さぁ~、侍働きが出来て
嬉しかった。ありがとさげもした。
兄さぁ~、体を大事にしてくいやい。
どうか、体だけは…」
と言って死んでいく吉二郎。


会津、庄内、函館へと戊辰戦争は続いた。
明治政府。
明治元年10月、天子様を東京へ。
一蔵に吉之助は薩摩に帰らせて貰いたいと。
もうおいの役目は終わった。
新政府はこれから始まるんだ。
そんためにおいはこん手で全てを壊した。
壊して多くの者たちを殺してしまった。
責めを負わねばならん。
すまん。一蔵どん。
勝手なこと言うな!
新しき国を作ることだけを目指してきたんだ。
一蔵どん、世界に負けん日本国を作ってくれ。


薩摩に帰った吉之助は園に吉二郎の遺髪を渡し、
死なせてしもた。
皆を励まし、最後まで戦いました。
薩摩の侍らしく立派に戦いました。
おやっとうさあでございもした。




吉二郎が吉之助には内緒でコツコツと甕に貯めていた小銭と
日々の事を書き連ねたものを吉之助に見せる。
吉之助は読みながら吉二郎と言いながら
声を出して泣く。


髷を切り落とす吉之助。

何を思うか、西郷どん。
今宵はここらでよかろうかい。





弟・吉二郎も戦で亡くし、多くの犠牲を出した戦。
吉之助は新政府を関わることを拒否。
薩摩に帰ることを大久保に話す。
何のために自分は戦をしてきたのか?
討幕のことしか考えていなかった自分。
吉二郎もなくすことはなかった。
自分のせいで沢山の命が奪われてしまった。
居たたまれなくなったのではないだろうか?
討幕をする事だけ考え動いてきた吉之助だったが
大勢の犠牲を出しその犠牲の上に
新政府をつくるということを吉之助には
出来なかったのでしょう。









西郷どんの目線:
終わりの見えない戦。
そこに志願した弟の吉二郎が銃弾に倒れる…。
これまでは目的のある戦でしたが、
もはや相手をせん滅させるための
無益な戦となっていきます。
吉之助にとっては、やらないといけないことだけれど、
本音ではやりたくない戦いです。
演出の野田さんからは、「この悲惨な戦の中で、
吉之助が見た光景をひとつひとつ
心にためていって欲しい」という言葉がありました。
どんどん苦しくなっていくけれど、
決して立ち止まってはいけない。
部下の前では、勇壮で猛々しいリーダーを演じなければいけない…。
とても苦しい吉之助が、ここにいます。








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第39話”父、西郷隆盛”
明治2年、隠居し薩摩で穏やかな日々を
過ごしていた西郷隆盛は、奄美大島から
9歳になる息子・菊次郎(城桧史)を薩摩に引き取る。

しかし、菊次郎は継母となった糸と
その息子・寅太郎にも遠慮し心を開かない。




一方、明治新政府は版籍奉還など急激な改革を進め、
不平士族や農民たちの反乱が各地で起こっていた。
そんな時、大久保利通(瑛太)は従道(錦戸亮)に、
隆盛を上京させるよう説得させる。










西郷どんの目線:
ついに下野した隆盛は、故郷・薩摩へ。
すっかり昔の吉之助に戻ったかのように見える日々の中で、
どうしても背負わずにいられなかった「影」がありました。

それは明治維新を遂げるための戦で亡くした人々の思い。
吉二郎だけじゃなく、敵も、味方も、
すべての死者の魂を背負いながら
「あれだけの犠牲をはらって国を変えたことは正しかったのか?」と
自問自答する隆盛がいます。

時代を変えて終わりではなく、そこから
作りあげることの苦しさや覚悟を、
西郷さんも大久保さんもみんな
背負っていたんだろうと気づかされます。
そこにあるドラマをぜひ味わっていただきたいです。

そして、ここからの見どころのひとつは、
息子・菊次郎の目線から見た父・西郷隆盛が描かれること。
「距離感」を大事に表現した父と息子の物語にも、ぜひご期待下さい。











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