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NHK土曜時代ドラマ「赤ひげ」(連続8回)第8話最終話”妊婦の覚悟”あらすじと感想。 [ドラマ]







赤ひげ nhkドラマ




NHK土曜時代ドラマ「赤ひげ」(連続8回)


BSプレミアムで2017年11月3日から放送されたドラマ。
原作は山本周五郎さん。「赤ひげ診療譚」
脚本は尾崎将也さん、川﨑いづみさん。


第8話最終回”妊婦の覚悟”
10月20日(土)午後6時5分から6時43分。
再放送10月23日(火)午前1時5分。




あらすじ。
養生所に妊婦・おえい(ついひじ杏奈)が現れる。
その母・おかね(雛形あきこ)は堕胎を迫る。
赤ひげは、保本登におえいを預ける。



ちぐさとまさをの父・天野源伯が
赤ひげの養生所にやってくる。
まさをと保本の結婚のことだった。
まさをと結婚し保本をお目見え医で
上がって貰おうと考えていると赤ひげに話す。
保本の長崎遊学のあと直ぐにお目見え医にと
思っていたのだが、新出先生(赤ひげ)と相談し
こちらの養生所でということになったと話す源伯。
保本はここに居たいんです。
働いていたいんです。
お目見え医になれるんだぞ。
まさをさんは何不自由なく育った人です。
いい加減なことは言えない。
出ていけ。
出て行きません。


お杉が世話をしている伊勢屋のおゆみが急変。
亡くなる。
伊勢屋・おゆみの父にお杉は
お前の好きなようにすれば良いと言われる。
お杉は養生所を出て行くことにする。
ここで働くのも良いと思っていたのだがなと赤ひげ。
お杉は一つ大きなことをやり遂げたなと言う。
そう言って下さったと保本に話す。




ある夜、提灯を持ち出し脱走するおえいの行動に
疑問を抱いた保本が問いただすと、おえいは、
あえてバカなふりをしていることを告白。



おえいの二人の姉、おみつとはなは
母のために身体を売らされたと話す。
2年経って自分はろうそく問屋に奉公に出された。
店の人は良い人ばかりだった。
そんな時、姉が私に会いに来てお手玉を
渡し、私のようになってはいけないよと。
逃げていた姉は直ぐ捕まってひどい折檻を受けた。
そんなある日、棚のものを取ろうとして
頭を強く打った。
その時から3年もバカなふりをしてきたと保本に話す。
コブ付きの女は売らないでしょ?
苦労しても立派に育ててみせるから。


バカなふりは母に利用されないための芝居だと
これほど固い決意をしているおえいに
かけるしかないと思っていると赤ひげに話す。



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子を産みたいと懇願するおえいに、
保本は母からおえいを守るため行動に出る。
おえいが働いていたろうそく問屋・音羽屋に行き、
保本は番頭(温水洋一)におえいが
嘘をついてバカなふりをしていたと話す。
これからのことを頼みたいと。
子どもを育てながらここで奉公させてくれないかと
番頭に頼み込む。
番頭は快く承諾してくれる。

おえいの母・おかねにおえいは子どもを産むと
いうことを手紙で知らせる保本。
怒鳴り込んでくるおかね。
娘を食い物にするのはやめろ。
親の勝手だ。
子どもがつくすのは本当だろ?
親のためにこどもが体を売っても。
私だってそうだった。体を売られたさ。
そこへ赤ひげ。
臭くていかん。
窓を開けておけ。
お前か?お前の性根のせいで臭い。
犬や猫より劣るという事だ。
保本、奉行所にでも任せろ。

人の心が変わるのをここで何度も
私は見ました。
見せてくれたのは先生じゃないですかと保本。
御託を並べても同じだよ。
おっかさんの言うとおりにするよ。
何を言ってるんだ。
違ってた。おっかさんもつらい目にあってたんだ。
だったらあたいは…。
自分がされても自分はするな!
あたいで終わりにする。
この子にはこんな思いはさせない。
思い通りにしていい。
その代わり、この子だけは…。
何を、何をバカなことを。
しょうがないね。子どもは産みな。
その後のことは知らないよ!
おかねは引き下がって帰っていく。




歳をとると怒りっぽくなると赤ひげ。
先生はわざとあのようなことを。
しかし私は何も出来ませんでした。
いや、あれで良い。
良くやった。
この養生所に欲しいのはお前のような医者だ。
ここにいて良いですか?



まさをと保本の結婚。
養生所で行うことに。
白無垢のまさを(奈緒)、
天野源伯(麿赤児)と美代(岡まゆみ)
保本良庵(大和田伸也)と八重(丘みつ子)赤ひげが揃って待つ席に仕事着を着たままやってくる保本。
自分の祝言に遅れてくる奴があるかと赤ひげ。
まさをの姉・ちぐさも来ていた。
お子さんはお元気ですかと保本がちぐさに。
それは何よりです。

まさをから一緒に苦労してくれないかと
どうして言ってくれないのかと
問い詰められましたと。
医は仁術であると。
無知や貧困について何一つ変わっていない。
ここに残ったことを後悔するぞと赤ひげ。


徒労に終わるかもしれないがそこに真の希望が
見えてくる。





自分にされても自分はするな。
自分の子どもへの虐待をニュースで聞くたびに
加害者となった親もそうやって育ったのかと
思ってしまう。自分が親にされたからといって
親にされたことを子どもにするのはどうだろう。
自分にされても自分はするな。
その通りです。













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